犬に失礼では「イヌビワ」

すー

2024年08月17日 04:00

昨日(8/16)は、朝から雲の多い一日で、何とも蒸し暑い一日となりました。この蒸し暑さは体力を奪われますね。もう、家でダラダラとしている以外に方法がない気がします。
一昨日の話ですが、植物園でほぼ行くたびに毎日のように出会っていた人と約半年ぶりぐらいに出会いました。お互いに元気にしていましたかとの挨拶から始まります。その他の良く出会っていた人の消息も確認です。何せ、皆さんそれなりにご高齢なので出会わないと心配になります。消息を全く聞かない人もおり、出会った最後の時にはチョッと行動、言葉が痴ほう気味だったのでそれが原因で来られないのかななど明るい情報はありませんでした。その出会った人も約半年ぶりでしたが、歳を取ったなと感じました。もしかしたら向こうも私を見て、そう思ったかも知れませんが!

今日の話題は犬と名の付く「イヌビワ(犬枇杷)」クワ科です。
「イヌビワ」は「イヌの(=小さい、つまらない)ビワ」といった意味とのこと、このネーミングは犬に失礼ですよね。犬は人間にとって役立つ動物なのにです。その他の犬とつく植物も役に立たないという意味てつけられていること多いですね。どうしてそんな風になったのか?
それはさておき、イヌビワは、ビワのなかまではなく、イチジクのなかま。 傷をつけると、イチジクと同じく白い液が出てきます。
8月になると、イヌビワの木では、緑から、赤く美しい状態を経て、黒く熟した実のようなものを見ることができます。
イチジクは漢字で「無花果」と書きます。確かにイチジクもイヌビワも、種子植物で実ができているのですから、花が咲いていないわけは無いのですが、表面的には花は観察できません。
 じつは実のように見えているものは「花嚢(かのう)」といいます。 「花をつける袋状のもの」といった意味です。








★おまけのネタ
この蜂はキイロスズメバチかな。
こんな蝉でも餌となる肉があるのかな?
スズメバチは、これらの獲物を細かく噛み砕き、幼虫に与えるための「肉団子」を作ります。また、成虫スズメバチ自身は幼虫が分泌する液をエサとしています。自分のためでなくです。
キイロスズメバチに完全にガン見されています。すぐに後ずさりでした。





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すーさんの「撮植(さつしょく)日記」
↑気ままに撮影した植物を掲載しています。よかったら見てやってください。
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【今日は何の日】

17日(土) 友引 [旧暦七月十四日]

【蕃山忌】
江戸時代の陽明学者、熊沢蕃山(くまざわばんざん)の命日。
儒教の経典に『孝経』があるが、彼はこれの注釈書『考経小解(こうきょうしょうかい)』を記した。

【インドネシア独立記念日】
1945年(昭和20年)のこの日、インドネシアのスカルノが独立宣言した。
首都はジャカルタ。


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