デジカメうだうだと!
2月24日(土)
昨日(2/23)の朝の雨は久しぶりの本降りの雨でしたね。
何せオープンカー(自転車)通勤なので大変です。朝の気温が高いこともあったので、上着を着ないでカッパを着たのですがそれでも会社に着くことには大汗をかいていました。それに、顔は雨でびしょ濡れです。でもこんな雨の日は花粉症の方はうれしいとか?。今のところ、花粉症の症状は私には出ていませんが!。明日はわが身なんてこともありますので・・・!
今日の話題と写真とは関係ありません。
ということで、本日の話題です。
コンパクトデジカメと一眼レフデジカメてどこが違うの?。だって画素数だってコンパクトデジカメでも
1000万画素を超えているものがあり、私の持っている一眼レフデジカメは800万画素なのに?
なんて思ったことありませんか?。そこで拙い知識で調べてみました。
いつもの私のblogと様子が異なりますが^^;
画質を左右するポイント要素としては
1.まずはレンズ
レンズは大きさ、使用している枚数などで、収差(画像のゆがみや色ずれなど)や解像度特性(どこまで細かく再現できるかなど)といったレンズ自体の性能が異なります。
コンパクトデジカメの多くは非常に薄くて小さなカメラですが、このカメラの中には10枚ほどのレンズが使われているのが多いようです。これは1枚のレンズでは補正しきれないものを、複数のレンズを使うことで、フィルムにあたるCCD(Charge Coupled Device・撮像素子)に綺麗な像を結ばせるためです。
一方、一般に一眼レフはレンズが交換でき、レンズ自体も大きく、高価で性能も良いと言われています。レンズの枚数は少ないものでも12枚、さらにもう少し明るいレンズでは15枚というものもあります。
レンズの枚数がすべてではありませんが、いかに綺麗に撮影できるかはレンズに掛かっているのは大きな要因であることは間違いがありません。また、携帯電話にもカメラ機能が搭載されていますが、こちらのレンズ枚数は2~3枚程度のようです。ですから、大きくてレンズの枚数の多い方が綺麗な画像を再現できるという理屈になります。
2.撮像素子(CCD・CMOS(Complementary Metal Oxide Semicondutor))
撮像素子では、画素数が高品質のひとつに尺度になりますが、もうひとつセンサーの大きさが問題になります。これは実際に撮像素子が光を受けて感じる面積の部分ですね。サイズはインチ型で、撮像素子の対角線の長さで大きさを表します。
コンパクトデジカメは、1/2.33インチ型ぐらいを使用しており、デジタル一眼レフでは4/3インチ型などが多いといわれています。携帯電話では1/4インチ型ぐらいのようです。携帯電話に比べるとコンパクトデジカメで面積で約4倍、一眼レフになると約8~9倍ぐらいの大きさのCCDイメージセンサーを搭載していることになります。
問題はこのセンサーのサイズがどんな影響を与えるかととうことですね。
センサーサイズが大きければ大きいほど、画素数を大きく出来ることになります。一方で、もし同じ画素数を違うサイズの撮像素子を作ったならば、一つのピクセル(1画素)の大きさが、大きい面積のものほど大きくなります(当たり前ですが)。これによって、同じ画素数であれば大きいセンサーほどノイズが少なくなります(隣の素子からの影響が少なくなる)。それから、一つの画素が大きいと、そこで扱える電荷の量が大きくなるので、そのため階調性が豊かな撮影が出来ることになります(一粒の大きさが大きいのでより多く貯められる)。
また、実際の画質の意味とは少し異なりますが、より大きなセンサーであればあるほど、被写界深度が浅い撮影ができることになるそうです(ここの理論がいまひとつ納得できないのですが、そういうものだそうです)。ということでデジタルカメラの場合は、フィルムカメラに比べ後ろボケの撮影が苦手ということになります。つまり、全部にピントが合っているような平面的な撮影になってしまうということになります。これが、現在のデジカメの宿命なのかな?。したがって、センサーのより大きな一眼レフデジカメの方が深度の浅い立体的な撮影ができるということになります。何となく、コンパクトデジカメと一眼レフデジカメの両方をご使用のかたはもしかしたら気がついていたかも知れませんね。
3.補正
これは蛇足かも知れませんが、コンパクトデジカメではホワイトバランスは調整できますが、画像処理については調整できないものが殆どです。一方、一眼レフデジカメの場合は、彩度、シャープネス、コントラスト、ガンマ補正などの画像処理等に関するパラメーターを自分で設定できるものが殆どです。というか全てかな?そんな機能があるのは知っていますが、殆ど触ったことありません、私はパソコン側のPhotshopで修正をしています。
また、シャープネスの付け方でもコンパクトデジカメは少し強め設定されており、一眼レフデジカメにおいては少しシャープネスを弱めに設定してあります。その訳は、コンパクトデジカメの場合には、そのままプリントすることが多いのに対して一眼レフデジカメでは、画像処理をすることを前提にしているために、処理がしやすいように弱めの設定になっているようですね。
というように整理出来ます。
うんうん、「センサーのより大きな一眼レフデジカメの方が深度の浅い立体的な撮影ができる」ところが今回調べて初めて気がつきました。そんな目でみるとそうかもね。
ま~あ、像をいかに綺麗に結べるかのレンズとその光をいかに豊かか・綺麗に蓄えられるかのCCDの性能の違いということでしょうかね。コンパクトデジカメと一眼レフデジカメの違い判っていただけましたか?。
一応、大学でこのあたりの勉強をしたのにまったく覚えていません^^;
うだうだ、書いていたらUPが遅くなってしまいました(^。^;;
「今日は何の日」
24日(土) 先勝 五黄 [旧暦一月七日]
【南国忌】
直木賞としても名を残している作家、直木三十五の命日になります。その直木賞は芥川賞とともに、菊池寛が創設したもの。
ちなみに直木賞は大衆文芸の新進作家に、芥川賞は純文芸の新進作家に贈られるものです。
【鉄道ストの日】
1898年(明治31年)に日本鉄道会社の機関士ら400人により日本初の鉄道ストライキが12日間にわたって行われ、労働者側が勝利した。その間、上野-青森間の列車が運休するなど混乱したとのことです。
【地雷を考える日】
1995年(平成7年)にカンボジアで地雷の根絶を訴える集会が開かれました。
【月光仮面登場の日】
1958年(昭和33年)のこの日、ラジオ東京テレビ(現在のTBS)で国産初のテレビ映画ヒーローもの『月光仮面』の放送が始まった。
放映されるや否や高視聴率を獲得、大瀬康一扮する月光仮面は日本中の子供たちの人気者となっりました。残念ながら、月光仮面の歌を歌えます^^;
【不器男忌】
『内田暮情論』などを発表した俳人、芝不器男の命日となります。現在は彼の名を冠した俳句賞が設けられ、愛媛県松野町松丸の彼の生家には記念館が開かれています。