タデ科・イヌタデ属の「ヒメツルソバ」と「イヌダテ」

すー

2024年12月03日 03:50

昨日(12/2)は、朝は冷え混みましたが、日中は上着要らずの気温まで上がりましたね。この朝と昼の気温差が大きいのが体に堪えます。順応するのに疲れますね。朝の仕事でも、建物の中と外を出入りするのでその気温差も堪えます。
12月とは思えないほどの温かさですが、週末にはグッと寒くなるとの予報ですね。植物園のソテツもこも巻きの準備が始まっていました。これも例年よりも少し遅いかも知れませんが・・・
それと、地下鉄の時刻表ですが、秋の臨時列車の増便が終了して、平時に戻っていました。これも京都で秋の行楽シーズンが終わったという事なのかも知れませんね。何せ、12月師走ですしね。と言いながらも、まだまだ、紅葉がこれから見ごろというところも残ってはいるのですが! これも、例年通りの予定なんでしょうね。
気象庁からこんな発表も
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 気象庁は2日、今年の秋(9~11月)の平均気温は平年と比べて1.97度高く、これまで最高だった昨年(プラス1・39度)を超え、統計のある1898年以来、最も暑かったと発表した。
一方、冬(12月~来年2月)は一転して、西高東低の冬型の気圧配置が強まり、「冬らしい冬」となる見込み。一時的に北から強い寒気が入り込み、日本海側を中心に大雪となる可能性もあるという。
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とのことでした。秋の暑さはやはりでしたね。そして、冬は寒いとのこと、しもやけが心配になります。

さて、タイトルの話題に戻します。ダテ科の小さな花が咲いているのを見かけたので登場です。
どちらも、タデ科でイヌタデ属なので非常に近い植物ですね。花をアップで見るとそっくりです。

◇ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)タデ科 イヌタデ属
原産地はヒマラヤですが、日本でも半野生化するほどよくふえます。真夏を除き春から秋まで、ソバの花によく似た小花が多数集まった直径1cmほどで咲き始めは白色から後にピンクに色が変わる、ポンポン形の花を咲かせます。







◇イヌタデ(犬蓼)タデ科 イヌタデ属
アジアの温帯から熱帯に分布し、日本では北海道から、本州、四国、九州、沖縄に分布。野原や道端、畑などにふつうに生えます。
春から秋までの4~11月にかけて、茎の先端から長さ1~5cmの花穂を出し、紅紫色をした小さな花を密につけます。紅紫色の萼片は深く4または5裂し、裂片は倒卵形をしており、花弁はありません。
和名はヤナギタデに対し、葉に辛味がなくて役に立たないという意味で「イヌタデ」と名付けられました。








どちらも、いたるところで見ることが出来ます。



★おまけのネタ
わが家のミカンのミカン狩りをしました。
今年は24個の収穫でした。
すす病を乗り越えてよく復活してくれたと(^^)/








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すーさんの「撮植(さつしょく)日記」
↑気ままに撮影した植物を掲載しています。よかったら見てやってください。
 ご意見をいただければ最高です。
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【今日は何の日】

3日(火) 先勝[旧暦十一月三日]

【カレンダーの日】
全国団扇扇子カレンダー協議会が1988年(昭和63年)に制定したもので、1872年(明治5年)のこの日から太陽暦が採用されたことに由来する。

【奇術の日】
12月3日の「1・2・3(ワン・ツー・スリー)」が奇術(手品)の掛け声であることから、日本奇術協会が1990年(平成2年)に制定。

【国際障害者デー】
国連により制定。1982年(昭和57年)の国連総会で「障害者に関する世界行動計画」が採択された日にちなんで。
国連から加盟各国に対し、この日の挙行が要請された。
日本では12月3日~9日までを障害者週間としている。

【聖ザビエルの日】
日本にキリスト教を初めて伝道した、北スペインのナバラ王国生まれのカトリック教会司祭、フランシスコ・ザビエルの命日。
ちなみに大分の銘菓「ざびえる」は、1551年に豊後(大分)を訪れたザビエルの功績を讃えて生まれた和洋折衷の焼き菓子である。



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