ヒトリシズカとイチリンソウ

2024年04月12日

Posted by すー at 03:36 │Comments( 3 ) 花(春)
昨日(4/11)の朝は冷え込みが少し弱まりましたが、予想されているほど気温が上がらなかったかもです。日差しが少な目だったことから体感的にそう感じられたのかも知れませんね。
朝の仕事は、一人足りない人数で仕事を続けていますが、大学では授業も始まり、学生が登校ていることから、ゴミや汚れが増えてきています。このままでは、どこかを手抜きしないとやりきれない状態でした。何か再来週には一人女性の方が入るとの情報があり、メンバーみんなでどんな人かな、続くといいなと・・・先日の男の人のように1日で止めるということがあっては大変です。
さて、植物園では桜の花の近くもそうですが、チュリップの咲くところでも多くの人だかりがです。そんなところはほとんど素通り状態で、静かないつもの生態園コーナーに急ぎます。そこで見かけたヒトリシズカとイチリンソウです。こんな落ち着いた花もいいですよね。

◇ヒトリシズカ(一人静)センリョウ科
ヒトリシズカは各地の森林の湿った場所に見られる多年草です。
芽が伸び出すころ、長さ2~3cmの白いブラシのような形の花が、若葉に包まれて開花します。ブラシの毛のように見えるものは、雄しべの葯隔という組織です。葯隔の根元近くに、黄色い葯が確認できます。
 名前は、源義経が好んだ「静御前(しずかごぜん)」という女性が一人で舞っている姿に見立てたことからのようです。

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◇イチリンソウ(一輪草)キンポウゲ科
イチリンソウは本州から九州の野山に生える代表的な「春植物」で、人里でも見られ、春に咲くかわいらしい白い花は多くの人に愛されています。
1本の花茎に3枚に分かれた羽状総苞葉を輪生させ、その先端に大きな白い5枚の萼花弁を開きます。花弁はなく、白い花弁のように見えるものは萼片です。

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ヒトリやイチリンという響きが私の心に刺さります。私も群れるのが苦手なので・・・



★おまけのネタ
チュリップの咲くエリアは多くの人々のモデルにチューブが「どう、輝いているでしょ、綺麗に撮影してね!」と言っているようにも見えました。

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すーさんの「撮植(さつしょく)日記」
↑気ままに撮影した植物を掲載しています。よかったら見てやってください。
 ご意見をいただければ最高です。
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【今日は何の日】

12日(金) 赤口 [旧暦三月四日]

【世界宇宙飛行の日】
1961年(昭和36年)のこの日の午前9時7分、ソ連が世界初の有人宇宙船「ボストーク1号」をバイコヌール宇宙基地より打ち上げ、地球の周回に成功したことに由来する。
ユーリー・A・ガガーリン少佐は宇宙から見た地球の感想を「地球は青かった」と表現。流行語にもなった。

【パンの記念日】
1842年(天保13年)日本で初めてパンが焼かれた日。
伊豆韮山代官の江川太郎左衛門が兵糧パンを作ったのが始まり。
パン食普及協議会が1983年(昭和58年)3月に制定。
彼の屋敷は重要文化財として保存されている。

【東京大学創立記念日】
1877年(明治10年)のこの日、「東京開成学校」と「東京医学校」が合併され「東京大学」が創立。
法・理・文・医学部が設置された。



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この記事へのコメント
おはようございます。
昨日はお天気も良かったですが
歩いても汗がなくて爽やかでした。

植物園は例年どおりに正門を入ってすぐに
チューリップのお出迎えかと思います。
居住地では長年、駅前に一面に
植えられていたチューリップが
今年は少しだけで広場のままになっていて
テーブルと椅子がいくつか置いてありました。
なにかイベントが??と思いながらも
一面のチューリップがないのも寂しくもあります。

ヒトリシズカにイチリンソウ。
儚げで可愛いですね。
イチリンソウは花びらでないのが
不思議なくらいです。

わたしも群れるのは好まず…です。
男性はどうか存じませんが
女性知人の中には誘って…と言うので
招待券など無駄にしたくなくて
誘ったとしても来てやったとばかりに
我儘言動が見られたことがありますので
声をかけたくありません。
わたしが一人では行けないと
勘違いしているのではないかと
思いながらもいます。
いやいや、お一人さまがお気楽なんですが…で
最近では招待券など残る時には
自分が行った時に来られている知らない方に
差し上げる方がすっきりします。
Posted by ぷーちゃん* at 2024年04月12日 07:40
おはようございます。
メンバーが足りない状況のお仕事は大変でしょうね。

白拍子という位置がどんなものだったかイマイチ分かりませんが、巫女さんと芸妓さんの中間みたいな存在だったのかなぁと想像します。
静御前という人は美人で頭も良くて意志のしっかりした人だった気がします。
ヒラヒラと舞う姿を見てついた名前でしょうかね。
一輪草は茎が細いのにシャキッと立っていますね。気持ちがいいです。
地元の馬見丘陵公園もチューリップが盛りのようです。
ちょっと寄って見るには気持ちが乗らなくて。
Posted by くじびき はずれ at 2024年04月12日 08:52
★ぷーちゃん、こんにちは
毎年、あるものがないと何か寂しいですよね。
花たちは不思議で綺麗です。
どうしても、大勢になると人に気御使ってしまうので疲れるので苦手です。

★くじびきはずれさん、こんにちは
4人が3人は比率が大きので辛いです。
植物の名前を付ける人のセンスが光ったり、????という名前など面白いです!
Posted by すーすー at 2024年04月12日 13:42
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