コブシとシデコブシ

2025年04月02日

Posted by すー at 03:46 Comments( 2 ) 花(春)
昨日(4/1)寒い一日でした。新年度になりましたね。いろいろなことが変わります。一番気になるのが値上げですね。今年度もいろいろものの値上げが予定されています。本当に物価高に泣きますね。10万円の商品券欲しいです。
朝の仕事で行っている大学でも昨日の1日が入学式でした。最近は、ご両親とお爺ちゃんお祖母ちゃんと一緒に来られる方も多いですね。それだけひと家族の子供の数が少なく大切にされているのでしょうね。
私が大学に入学するときは、お金も無く交通費がかかることから私一人でした。
そうそう、植物園も入園料が70歳以上は無料だったのが4月1日から500円になり、毎日のように通う私は年間パスポートを購入しました。一般は年間パスポートは2000円ですが、65歳以上は1000円でした。年間200日ぐらいは入園するので、1000円で入れれば御の字ですね。年間パスポートの通し番号が18番でした。私が18人目の購入ということでした。
それと、券売機前がえらいことになってました。今までは、無料のお年寄りが入園券を購入するために券売機に並ぶことから、列が出来ていました。これは次の土日は桜の見事になりそうなのでもしかしたら長蛇の列かもですね。
さて、タイトルの「コブシとシデコブシ」に話を戻します。
コブシは一昨日に、シデコブシは昨日に撮影したものでした。
どちらも、凛とした美しさを感じられました。

◇コブシ(辛夷)モクレン科
日本各地の野山を白い花で彩るコブシは、サクラとともに春の訪れを告げる花木です。
葉の展開に先立って花を咲かせ、花は白くてよい香りのする大きな6弁花です。
花びらの形はへら形で、花のつけ根の部分は紅色を帯び、萼片が3枚あり、花弁に似るが小さい。
すくっと上向きに咲いている花が凛として美しかったです。
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◇シデコブシ (四手辛夷)モクレン科
花の色は白ないし淡い紅色で、花径は7~12センチくらいあり、細長いリボン状の花びら(花被片)を12~18枚外向きにつけます。
「生きている化石」とも言われる貴重な植物と言われています。
環境省のレッドリスト(2007)では、準絶滅危惧(NT)に登録されているとのことです。
「四手」というのは「玉串や注連縄(しめなわ)などに下げる紙」のことで、花の様子を見立てたものと言われています。
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コブシ(辛夷)とシデコブシ(四手辛夷)はどちらもモクレン科モクレン属の落葉高木で、見分け方を簡単に整理してみました。
【花びらの枚数】 → 6枚ならコブシ、10枚以上ならシデコブシ
【花 の 色 】 → 白ならコブシ、ピンクがかっていたらシデコブシの可能性
【樹    形】 → 大木ならコブシ、小さめならシデコブシ

どちらも春に美しい花を咲かせるので、観察すると面白いですよ!



★おまけのネタ
新一年生かな、家族で記念写真を撮影していました。おめでとう!
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こんな、年間パスポートも
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すーさんの「撮植(さつしょく)日記」
↑気ままに撮影した植物を掲載しています。よかったら見てやってください。
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【今日は何の日】

2日(水) 先勝 [旧暦三月五日]

【図書館開設記念日】
1872年(明治5年)のこの日、我が国初の官立公共図書館で、帝国図書館の前身である書籍館(しょじゃくかん)が東京・湯島に開設されたことを記念して。

【週刊誌の日】
1922年(大正11年)のこの日、『週刊朝日(朝日新聞社)』と『サンデー毎日(毎日新聞社)』が創刊された。

【国際子どもの本の日】
1966年(昭和41年)に提案され、国際児童図書評議会(IBBY)などが翌年に制定。
デンマークの童話作家・アンデルセンの誕生日にちなんだもの。
有名な作品は『にんぎょひめ』『みにくいアヒルの子』『マッチ売りの少女』など。

【連翹(れんぎょう)忌】
詩人であり、彫刻家でもある高村光太郎の命日。
木彫界の重鎮であった高村光雲の長男で、『道程』『智恵子抄』の詩集や、十和田湖畔の『裸婦像』などを手掛ける。
彼の亡くなった日、雪のあがった庭には連翹の花がたわわに咲いていたため、「連翹忌」と呼ぶようになった。享年73。



ツノハシバミの雌花と雄花

2025年04月01日

Posted by すー at 03:44 Comments( 3 ) 花(春)
昨日(3/31)の朝は冷え込みましたね。日中は一昨日よりも気温は上がりましたが、空気が冷たく感じられた一日でもありました。
そんな昨日も植物園に行ってきました。そう、3月31日で、敬老乗車を見せるだけで無料で入園できる最後の日でした。そして、今日からは入園料が500円になります。しばらくは大混乱かもね。昨日に入るときも、このパスを見せて入れるも今日までですねと言いながら入園でした。職員さんからは、年間パスを購入して明日からもおいでくださいと。私は、ハイ明日も来る予定なので年間パスを買いますと。私のように毎日のように通う人には年間パスは割安ですが、年に1,2回しか来られない人は悩むでしょうね。
そんな植物園も本当に多くの人で賑わっていました。桜の花と梅の花を見に来られた方と。春休みになったお孫さんを連れたお爺さん、お婆さんも本当に沢山でした。そして、年々、外国からの観光客の入園者も増えてますね。SNS等で情報が広がっているのでしょうね。
 さて、タイトルの話題に移ります。昨日の話題と似ていますが、今日は「ツノハシバミ(角榛)」カバノキ科の雌花と雄花の登場です。
ツノハシバミの花期は3~4月頃で葉の展開に先立って花が開き、雌雄同株、雌雄異花。雄花序は、カバノキ科の仲間と同様に、穂状花序を下垂します。雌花序は、数個の花が頭状に集まり、赤い花柱がひげのように、芽鱗からのぞきます。
小さな花なので気が付かれる人が少ないようです。私が撮影していると、何を撮っているのですかと質問をされました。ツノハシバミの雌花と雄花です。この小さいイソギンチャクのような花が雌花で、垂れ下がっているのが雄花ですと。その方も撮影を試みましたが、スマホでは小さいのでピントがバックにあってしまい、上手く撮影できないようでした。私が撮影したのを見せと言われたのでモニターでお見せしました。本当にイソギンチャクやひげのようですねと!
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★おまけのネタ
植物園の大枝垂れ桜も大分咲いてきました。もう少しで見ごろかもです。
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【今日は何の日】

1日(火) 赤口 [旧暦三月四日]

【エイプリルフール】
16世紀の西欧では3月25日が新年と決められ、4月1日まで春の祭りを行っていた。
ところが1564年、フランスのシャルル9世が1月1日を新年とする暦を採用。
これに反発した人々が、4月1日をウソの新年として馬鹿騒ぎをするようになったことが始まり。
ちなみに、イギリスBBCは毎年4月1日午前8時のニュースでエイプリルフールのウソのニュースを流している。
過去の作品?には「イタリアのスパゲティのなる木」「ビッグベンのデジタル時計化で針を売却」などがある。

【児童福祉法施行記念日】
1948年(昭和23年)のこの日、児童福祉法が施行された。これに伴い、児童相談所、児童福祉司、児童福祉審議会が設置された。

【トレーニングの日】
1994年(平成6年)にミズノが制定。
ジョギングなどのトレーニングを始めるのに新年度がふさわしいことからこの日に制定された。

【都をどり】(~4月30日)
京都に春を呼ぶ風物詩「都をどり」は、明治5年から続く京都最大の花街・祇園甲部の芸妓・舞妓による舞踊公演。
祇園甲部歌舞練場にて開催される。

【大和ちゃんちゃん祭】
奈良・天理市新泉に所在する大和(おおやまと)神社の祭礼。
由来は僧が社に到着した際に、鐘を「ちゃんちゃん」と鳴らして知らせたことにあるらしい。



アオキの雌花と雄花

2025年03月31日

Posted by すー at 03:49 Comments( 3 ) 花(春)
昨日(3/30)は、本当に寒い一日で、冷たい風が強く吹く一日ともなりました。こちらでも強風注意報が出ていたようです。昨日は久しぶりに朝から暖房が入りました。この温度差には本当についていけません。
そんな寒さだったことから、どこにも出かけず、机に座り、久しぶりにパソコン関係の勉強でした。
パソコン関係の勉強は、もっと仕事が効率的に出来ないかと、ソフト関連の本を開いてみました。それと、一昨日に購入した「散歩の草花図鑑」を開いてお勉強も。野に咲く草花は本当に多いですね。知っているもの、見たことがあるが名前を初めて知ったもの、初めてお目にかかったものと、こちらも勉強になりました。
その合間に、息抜きとして庭の手入れも行い、アオキの花が咲き出したことから撮影してみました。今年は実が生ってくれることを祈りながらの撮影でした。
 アオキ(Aucuba japonica)は雌雄異株の植物であり、雄花と雌花はそれぞれ異なる特徴を持っています。雄花は暗紫色から赤紫色の小さな花で、4枚の花弁を持ち、枝の先端にまとまって咲きます(円錐花序)。その役割は花粉を作り、風や昆虫によって雌花に受粉させることです。一方、雌花も同じように暗紫色から赤紫色で4枚の花弁を持っていますが、中心に丸い子房があり、雄花よりやや大きめです。雌花は枝の先端に数個まとまって咲く(散房花序)特徴があり、受粉すると子房が発達し、赤く楕円形の果実をつけます。アオキの果実を楽しむためには、雌株だけではなく、近くに雄株が必要になります。という事で、我が家では雄の木と雌の木を近くに植えてます。今年は期待しています。昨年は雌株が若くて実を付けませんでしたので。

〇雌花
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〇雄花
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【雄花と雌花の違いのまとめ】
特 徴  雄花              雌花
大きさ 小さめ          やや大きめ
形 状 星形、花粉を持つ   星形、中央に子房がある
配 置 円錐花序(多数の花)  散房花序(数個)
役 割 花粉を作る       果実を作る



今日で3月も終わりますね。本当に早い!
早く温かくなって欲しいものです。


★おまけのネタ
知り合いが、この本は中々いいよと紹介してくれたので購入してみました。
小さな本ですが簡潔にまとめられいます。専門用語も少ないところもいいですね。
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【今日は何の日】

31日(月) 大安 [旧暦三月三日]

【教育基本法・学校教育法公布の日】
1947年(昭和22年)のこの日、戦後の新学制の基本となる教育基本法・学校教育法が公布されたことに由来する。
教育の機会均等、新憲法に基づく民主的な教育をうたい、六・三・三制導入などが盛り込まれており、小・中学校では翌日から実施された。

【エッフェル塔の日】
1889年(明治22年)のこの日、パリ万博に合わせて2年2か月と5日間の月日をかけて建設されたエッフェル塔の落成式が行なわれた。
設計はフランス人技師グスタフ・エッフェルによるもの。
高さは324m。ところで第二次世界大戦中、パリ市を占領したヒトラーがエッフェル塔に上がろうとしたところ、エレベーターが故障。やむなくヒトラーは、最上階まで階段で登ったそうである。



春らしい色合い、杏子、猩猩袴、水仙

2025年03月30日

Posted by すー at 03:50 Comments( 2 ) 花(春)
昨日(3/29)は、一昨日と比べるとかなり気温が低い。朝など寒さも感じられ、買物に出かけたときも厚めの上着を着ての出かけとなりました。この気温差は本当にすごいですね。
買物では、本とガラスコップを探しに京都駅前に行ってきましたが、本当にすごい数の外国からの観光客ですね。本当に溢れんばかりの海外からの人々で溢れていました。また、京都駅のコインロッカーも見た限りはすべて埋まり、大きな旅行カバンをゴロゴロと空きを探す人々も多数でした。
そんな京都のことから、噂では日本人は京都離れが進んでいるとも聞きます。そうでしょうね。この混雑ならわざわざそんなに混雑している京都に行きたくはありませんよね。桜の名所は大変なことになっているでしょうね。決して近づきませんが。
さて、「年寄りの証」のような話題を取り上げます。
その1:先日の事ですが、同じ年の3人で安い居酒屋に入りました。店に入りテーブルに座ると注文はスマホでQRコードを読み込んでお願いしますとあります。テーブルに案内してくれたお店の女性に「無理無理、そんなこと出来ません」と。頑張ってお店のタブレットがやっとの3人です。店員さんは、分かりましたと言っていただき、口頭で料理や飲み物を注文します。追加の注文も呼び出しベルを押して口頭で注文でした。空いている昼間の時間帯だから対応してくれたのかな? 注文システムに完全についていけない年寄りでした。
その2:地下鉄の電車に乗り込むと満席の上に立っている人も多数でした。私は、背中のリュックを前に背負い直して吊革につかまりました。すると目の前に座っている欧米から来たと思われる女性の観光客が、どうぞという仕草で席を立たれました。ここは遠慮するのも失礼かと思い、遠慮なく座らせていただきました。その観光客の女性には、十分に席を譲る年寄りに私が見えたという事ですね。残念なような、嬉しいような複雑な気分でした。これも年寄りというということですね。
そんなどうでもいい「年寄りの証」という話題でした。ま~今年、74歳は十分なお年寄りですよね。

さて、タイトルの話題に戻します。
寒さのおかげで遅れていた春の花たちも、このところの急激な温かさで大急ぎで咲き始めています。昨日は咲いていなかったのに今日行ったら咲いていたという驚きも感じられました。大慌てで咲き出したのかも知れませんね。そんな、春らしい色合いの花の登場です。

◇アンズ(杏子)バラ科 サクラ属
アンズは、主に果樹として扱われますが春に咲く花も美しい。さすが、バラ科 サクラ属ですね。遠目では、桜の花に見えます。
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◇ショウジョウバカマ(猩猩袴)シュロソウ科
”猩猩(ショウジョウ)”は中国の想像上の動物で猿のような顔をもち、毛は紅色。
 花をこの”猩猩”に見立てて、葉を袴(はかま)に見立てて名付けられたとのことです。
この花も少し前は咲く気配もなかったのにいつの間にかスーッと花茎が伸びてというところかな。
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◇スイセン・ガーディンジャイアント ヒガンバナ科
スイセン・ガーディンジャイアントの原産地は地中海沿岸。
花被片(花びら)は、幅は広く、色は黄色で大杯となる。中央部のカップ状の部分(副花冠)は、ひだ状で、薄い紅色、先端周りは濃紅色で、花期は、3月下旬から4月中旬。
大きくて華やかな黄色が春になったことを感じさせてくれる花の一つですね。
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★おまけのネタ
小さな葉があるのが見えるのかコブシの証(あかし)
日本各地の野山を白い花で彩るコブシは、サクラとともに春の訪れを告げる花木。
同じモクレンの仲間で、庭木としても栽培されるハクモクレンよりもコブシは花が小さく、開花時に花の下に小さな葉がつくので簡単に区別することができます。
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【今日は何の日】

30日(日) 仏滅 [旧暦三月二日]

【マフィアの日】
1282年にマフィアの名前の由来となった「シチリアの晩鐘事件」があった日。
フランスの支配下だったシチリア島で、フランス兵が土地の娘に手を出そうとしたことに反発したシチリア島民が、復活祭翌日の月曜日であったこの日の晩鐘を合図に、フランスのアンジュー王家の兵隊を虐殺。
その時の合言葉である「Morte alla Francia Italia anela(フランス人に死を、これがイタリアの叫び)」の
各単語の頭文字を並べると「Mafia(マフィア)」となる。

【国立競技場落成記念日】
1958年(昭和33年)のこの日、
国立霞ヶ丘競技場の落成式が行われた。
竣工当時の収容人員は48,000人。
2020東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて、2015年に解体され、跡地に新国立競技場が建設された。
新国立競技場は、当初はザハ・ハディド氏の設計だったが、紆余曲折の末、隈研吾建築都市設計事務所によるデザインが採用された。
新国立競技場は2019年11月30日に完成。
竣工時の席数は約60,000席。

【はねず踊り】(3月最終日曜日)
小野小町の住居跡といわれる京都市山科の随心院において、小野小町と彼女を慕った深草の少将の物語を、小町と少将に扮した少女たちが踊る「はねず踊り」が行われる。
「はねず」とは薄紅色、そして梅のこと。



これも可愛そうな名前ですね「コゴメイヌノフグリ」

2025年03月29日

Posted by すー at 03:43 Comments( 3 ) 花(春)
昨日(3/28)は、出かける時間帯ギリギリまで雨が残り、大きな傘にするべきか、折り畳み傘にすべきか迷いながらも、予報では曇りとうことで、折り畳み傘を持って出勤でした。何とか駅までは小雨の中を歩き、その後は傘の出番はありませんでした。しかし、強い風が吹き荒れて、朝の仕事の大学の構内のハクモクレンは、咲いて3日ほどなのに、散るは散るは・・・いくら掃いても切りがありません。こうした落ち葉のような掃除は振り向くな、振り向いたら終わらないと言われます。しかし、昨日のハクモクレンの花の散り具合は、掃いている頭の上にバラバラと散ってどうにもなりません。ハイ、あきらめて終了でした。時間との戦いでもあるので、いつまでもハクモクレンの散った花と遊んでいる訳に行きませんので!
そんな、強い風が吹くことから植物園をあきらめました。この風では花の撮影には不向きです。風で揺れて撮影になりませんので!
そこで、急きょ、床屋さんに行くことに変更でした。床屋さんも4月1日から値上げなので。そんなことから混みあっていることを覚悟して覗いて見ました。ところが、お一人が散髪をされているだけで、すぐに順番が回ってきました。店長に「混んでいるのを覚悟してきたのに・・」と。店長も運が良かったですね。良いタイミングでしたと(^^)/
本当に何もかも値上げですね。
そんな値上げの話題ですが、床屋さんから帰る途中に、農家さんが、無人販売をされているところがあります。私が通りかかったときに、農家の女将さんと知り合いと思えるお米を探しに来た人が話している会話が聞こえました。女将さんが「お米は、食堂などに契約している販売分以外は無いのです」と・・・
しかし、お米の値段、去年の倍ですから、だれかが儲けているはずですよね。そのあたりの報道が無いですね。
何か前置きが長くなりすぎましたね。
タイトルの【これも可愛そうな名前ですね「コゴメイヌノフグリ」】に戻します。
コゴメイヌノフグリ(小米犬の陰嚢)オオバコ科は、繁殖力は強い外来種です。植物園でもいたるところに繁殖しています。あまりに多いので撮影を無視していましたが、せっかくだからと撮影でした。
名前に「犬の陰嚢」と付くのが何とも気の毒です。犬の陰嚢とは、犬の金〇」ですからね。こんなに可愛い白い花なのに!
名前の由来は、。果実は蒴果で、2個の玉をつけたような形で毛が多いところからきているようです。
近似種としては、イヌノフグリ、オオイヌノフグリ、タチイヌノフグリ、フラサバソウなど
真っ白な小さな花からコゴメ(小米)の名前がつけられました。
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これが名前の由来の果実です



★おまけのネタ
花の命が短いハクモクレンでした。風は大敵ですね!
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【今日は何の日】

29日(土) 先負 [旧暦三月一日・朔]

【マリモの日】
1952年(昭和27年)のこの日、北海道阿寒湖のマリモが特別天然記念物に指定されたことを記念して。
阿寒湖のものほど見事な大型球形を形づくるマリモは、世界でも類がない。
ちなみにゴムの外皮を爪楊枝で刺して皮をむく「まりも羊羹」は道民の間では超定番土産で、多数のメーカーから販売されている。

【八百屋お七の日】
1683年(天和3年)の今日、本郷の八百屋の娘、お七が鈴ヶ森で火あぶりの刑に処せられた。
数え年でわずか16歳(満年齢で14歳)であった。
お七は火事で避難した寺で、小姓の吉三郎(※)と恋に落ちるが仲を引き裂かれる。
そこで再び火事になれば逢えると思い放火。
※吉三郎は、井原西鶴の作品に登場する名前で「庄之介」「左兵衛」とされる作品も。