セイヨウバイカウツギとシロバナオンツツジ

2022年04月30日

Posted by すー at 04:11 Comments( 4 ) 花(春)
昨日(4/29)祝日でしたが、朝の仕事でお邪魔している大学は普通通りに授業があることから私も平日バージョンでした。朝に家を出る時間帯には雨はまだ降っていませんでした。仕事中にパラパラとしだし、これは急いで帰った方が正解と、大きなカメラはリュックに入れてましたが、植物園には寄らずにそのまま帰宅です。下りる地下鉄駅を出ると雨が少し強くなっています。バスに乗り、最寄りのバス停に着くころには雨は本降りです。午後には本当によく降りましたね。一時は嵐のような暴風に! 私はどうしても雨からは逃れられないようです。それに気温も上がりません。
そんな昨日の午後は、撮りためた花の写真の整理をはじめましたが、とんでもない数量です。これは相当時間がかかりそうです。詳しく確認しないで消すのが一番かとも・・・

さて、そんな最中に拾い上げた白い花の2点の登場です。

◇セイヨウバイカウツギ(西洋梅花空木)アジサイ科
「西洋梅花空木」(バイカウツギ)は、5~6月に咲く、とても強い芳香を持つ園芸花木。日本に自生する「バイカウツギ」の仲間です。
本当に良い香りが強く感じられます。先日紹介したジャスミンと異なり強くとも甘く爽やかな感じです。
たまたま、一緒に見ていた中高年のご夫妻に、マスクを外してみて香ってみてくださいと、奥様が本当に良い甘い香りと喜んでおられました。最近は四六時中、マスクをしているのが残念ですね。
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◇シロバナオンツツジ(白花雄躑躅)ツツジ科
オンツツジは、ツツジの落葉低木~小高木。
和名は、フジツツジをメンツツジ(雌躑躅)と呼ぶのに対して、本種は樹形が壮大なためオンツツジと命名されオンツツジの白花品種です。
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白花つながりの2種でした(^_^)ニコニコ

本当に早いですね、今日で4月も終わり、明日から5月です・・・



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30日(土) 友引[旧暦三月三十日]

【図書館記念日】
1950年(昭和25年)のこの日に図書館法が公布されたことにちなむもので、1971年(昭和46年)の全国図書館大会で決定、翌年より記念日として行事を行っている。

【オランダ女王誕生日(クィーンズディ)】
1909年のこの日、オランダのユリアナ女王が生まれた。
1948年9月4日に彼女が王位を継承し、それ以来オランダで国民の祝日とされた。
その後ユリアナ女王は、1980年に長女ベアトリクス王女(1938年1月31日生まれ)にその座を譲位。
しかしベアトリクス王女は「花咲く春が国民の祝日にふさわしい」として、「女王の日」はそのまま継続された。

【荷風忌】
『あめりか物語』で知られる作家、永井荷風の命日。享年80。
晩年は風変わりな生活ぶりで話題を呼んだ。



オキナグサ

2022年04月29日

Posted by すー at 04:09 Comments( 4 ) 花(春)
昨日(4/28)の朝は少し冷えましたね。でも、日中は半袖でも暑いのではないかと思えるほど気温が上がりました。そんな昨日は妻が用事があるとのことでお昼に外出でした。そんなことから、私も本当に久しぶりにお昼を外食でした。そんなお店での出来事です。私が食べていると、食べ終わった客が会計を済ます為にレジに、レジの担当者から金額を言われてから、リュックの中から財布を探し出します。荷物がバラバラに入っているのかな、中々財布が見つからない様子です。やっと見つけて財布からお金を出しますが、小銭をひとつずつ出します。その間に、お昼時ということもあり、レジには精算する方が並び始めます。後ろの方も、その人をチラチラと見ます。何をしているのかな?と時間がかかり過ぎという顔です。その上に、支払った後のお釣りをその場で財布にしまいだすではありませんか。またまた渋滞です。後ろの状況が全く見えていないのでしょうね。少なくとも、レジでお金を支払うのですから、財布ぐらいは手にもってレジに向かって欲しいですね。
元々、判断や手の動きが遅くなっている年寄りなので、それなりの準備をしたうえでレジに向かって欲しいものです。私は、レジに向かう前に、席で金額を確認して財布からお金を出してレジに向かいますが・・・
レジに並んだ人たちは、サラリーマン風な人と工事関係者という感じの人たちでした。貴重なお昼休み時間だったと思います。

そんな年寄りに無理やりひっかけた話題です。無理やりすぎますが・・・
それが、「オキナグサ(翁草)」キンポウゲ科です。
そうオキナと言えば、お年寄り、老人ですよね。
オキナグサは本州、四国、九州の日当たりのよい草原や林縁に生える多年草です。花後にできるタネに白く長い毛があり、そのタネが密集して風にそよぐ姿を老人の白髪に見立てて「オキナグサ(翁草)」と呼ばれています。
地下には太いゴボウ根状の根茎があり、春に暖かい日ざしが注ぐと芽を出します。葉を開くと同時に白い毛で覆われた花芽を伸ばし、葉の伸びきる前に、短い毛で覆われた赤紫色の花を下向きに咲かせます。花弁に見えるものは萼片です。
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周りに気が利くお年寄りになりたいですね。

今日29日は、「昭和の日」という祝日ですが、私の朝の仕事は普通通りに有ります。
ここは、仕事があることを喜んでおくことにします。




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29日(金・祝) 先勝 [旧暦三月二十九日]

【昭和の日】
旧「みどりの日」が2007年から変更されて「昭和の日」に。
趣旨は「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」日。
これにより「みどりの日」は5月4日に移動した。

【畳の日】
全国畳産業振興会が、
この日と9月24日(清掃の日)の両日を記念日として制定。
畳の原料となるい草が緑色であることから旧「みどりの日」であったこの日が選ばれた。

【曲水の宴(きょくすいのうたげ)】
京都・城南宮で、平安装束姿の男女が神苑内の小川のほとりに座って、川上から朱の杯が流れ着くまでに和歌を詠み、その杯の酒を飲み干すという雅やかな行事。
※今年はコロナの影響を受け、一般公開なし。

【羊肉の日】
北海道の伝統的な食文化であるジンギスカンに対する理解を深め、道外へも発信することを目的に発足した
ジンギスカン食普及拡大促進協議会により制定。
「4(よう)29(にく)」の語呂合わせ。

【壬生(みぶ)狂言】(~5月5日)
京都中京区・壬生寺で行われる法要で、正式には「壬生大念佛狂言」。
1976年(昭和51年)に国の重要無形文化財に指定された。
30番ある演目の中から毎日5番連続して上演されるが、初番は「炮烙(ほうらく)割り」で始まる。
※今年はコロナの影響を受け、席数を減らして開催。当日券・自由席のみ。

タグ :オキナクサ


ムレスズメ

2022年04月28日

Posted by すー at 04:11 Comments( 4 ) 花(春)
昨日(4/27)は、午前中は時々雨が残るというお天気の京都でした。日差しが少なく、風も強めに吹くことから体感気温は低めに感じられました。
わが家でしばらく綺麗に咲いていた黄色のモッコウバラもすっかり花の終焉近しで、花弁が萎れて汚くなってきたことから、選定作業でした。花を切り落としますが、風が強いことからドンドンとお隣の家の前に転がっていきます(花びらもバラバラに散ります)。ホウキで履きますが、集めても集めてもまた風で散り散りになります。何度もちり取りで集めます。剪定時間よりもそちらの方が時間がかかりました。このところお天気が安定しませんね。どうやらGWはあまりお天気に恵まれないという予報もあるようですね。特に何も大した予定は無いのでいいのですが、それでもお天気に越したことはありませんよね。

さて、タイトルの「ムレスズメ」とは、「ムレスズメ(群雀)」マメ科です。
ムレスズメは、蝶形の黄色の花を咲かせ、花は垂れ下がります。
名前は、細い枝に雀が並んでとまっているように見えることからムレスズメと名付けられたようです。
ムレスズメは、中国北部を原産とする落葉低木で、江戸時代に日本へ渡来。
雌雄同株で果実は扁平した円筒形ですが日本では結実が難しいとされます。そのため、地下茎を伸ばす性質があるため株分けや挿木で増やされています。ということは、このムレスズメも日本にある殆どが同じ遺伝子の植物かも知れませんね。意外とそうした植物が多いにびっくりです。先日にご紹介したシャガもそうでしたよね。
こんな情報も、枝には先の鋭いトゲ(托葉)がついています。それから、発酵させた根から抽出したエキスはファンデーションなどのスキンケアに使われるようです。
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こんなどうでもいい話題も
以前にもご紹介した「フタリシズカ(二人静)」センリョウ科
昨日、植物園をウロウロとしていると、普通は二本の穂状花序を出すことが名前の由来となっていますが、こんな変わり種も見かけました。

◎フタリシズカ(二人静)
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◎シングルシズカ
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◎三角関係シズカ
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どうでもいい話題でしたね(-_-メ)


★おまけのネタ

わが家の小さな小さな庭の植物シリーズ
ハゴロモジャスミン モクセイ科
昨日に選定したモッコウバラの隣で咲き始めています。強い香りがします。
妻はこの香りがあまり好きでないようなので、かなり小さく刈り込みましたが、強い植物ですね。ドンドンと増えます。実は、このハゴロモジャスミンも、ご近所から枝を1本いただき挿し木で育てたものです。
いずれは、モッコウバラを塀一面に伸ばすことを考えているのでもっと小さく刈り込む予定も・・・
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28日(木) 赤口 [旧暦三月二十八日]

【サンフランシスコ平和条約発効記念日】
1951年(昭和26年)9月8日に、サンフランシスコで連合軍と日本との間に「対日平和条約」が調印され、翌年の4月28日にその効力が発生、日本の主権が回復された。

【缶ジュース発売記念日】
1954年(昭和29年)のこの日、明治製菓が日本で初めての缶ジュースとなる「天然オレンジジュース」を発売したことを記念して制定。



擬き(もどき)とは、可哀想ですね!

2022年04月27日

Posted by すー at 04:08 Comments( 4 ) 花(春)
昨日(4/26)は、朝から雨かなと覚悟していたのですが、何となく午前中は傘が無くとも何とか歩けるという空模様でした。昨日は雨だろうと、最初から植物園行きは諦め、得意先にご請求書をお持ちして、雨が降りだす前に家に戻る予定でした。しかし、さすが雨男の私ですね、家に着く10分ほど前から雨が強くなり、傘なしでは歩けないという・・・何とも残念でした。

さて、タイトルの「擬き(もどき)とは、可哀想ですね!」とは、「シャクナゲモドキ(石楠花擬き)」マンサク科のことです。
シャクナゲモドキは、花は普通5花の集合花で垂下して咲き、鮮やかな深紅色の花を咲かせます。
名前の由来は、葉がシャクナゲに似ている事によりますが、擬き(もどき)などと付けずにチャンと名前を欲しかったでしょうね。
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★おまけのネタ

わが家の小さな小さな庭の植物シリーズ
コデマリ(小手毬)バラ科
コデマリは、細い枝や葉が見えなくなるほど白い多数の花を咲かせ、枝垂れる姿がとても見事で、春を代表する花木ですね。
わが家のこのコデマリは、枝を1本いただき、さし木として育てて大きくしたものです。
和名は、小さな花が丸く集まり、手毬のように咲くことから、「小さな手毬」で「小手毬」と!。
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27日(水) 大安 [旧暦三月二十七日]

【国会図書館開館記念日】
1897年(明治30年)のこの日、国会図書館の前身(帝国図書館)が開館。

【婦人警官記念日】
1946年(昭和21年)のこの日、東京警視庁に初めて婦人警官が採用された。

【駅伝誕生の日】
1917年(大正6年)のこの日、京都の三条大橋から、東京間508kmを通して走る、東海道五十三次駅伝競走がはじまった。

【哲学の日】
紀元前399年、ギリシアの哲学者・ソクラテスは、国家の神々を信ぜず青年を誤らせたという罪で時の権力者から死刑宣告を受ける。
獄中の彼は、友人クリトンが逃亡をすすめるのに対し、「悪法もまた法なり」とこれを退け、自ら毒杯をあおってこの日に亡くなった。
享年70歳。

【国際盲導犬の日(International Guide Dog Day)】(4月の最終水曜日)
1989年(平成元年)4月26日(水)に国際盲導犬学校連盟が発足したことを記念して、1992年(平成4年)より同連盟が制定した日。
日本盲導犬協会をはじめとして、各協会がチャリティーウォークなどイベントを行う。
目の不自由な人にとって大切な盲導犬の普及と、一般の人々の理解を目指した記念日である。

【秘書の日】(4月最後の7日間そろった週の水曜日)
1952年(昭和27年)、全米秘書協会の呼びかけで、連邦政府商務長官が設けた。



ウラシマソウ

2022年04月26日

Posted by すー at 04:08 Comments( 4 ) 花(春)
昨日(4/25)は、晴天に恵まれて、気温がドンドンと上がりました。京都では28.8℃とFMラジオが・・・暑いはずです。外で町内の人との挨拶も「本当に暑いですね!」となりました。
そんな昨日は、新会長が突然訪ねてきました。何かなと思うと、「いただいたデータで開かないファイルがあるのですが」と、どうやら、私がPower Pointで作ったものが、そのソフトを持っていないことから開かないようです。急きょ、Power Pointで作ったものをWordに作り直して新会長に渡す作業に、予定が狂いました。

昨日はあんなに良いお天気だったのに、今日は雨の予報ですね。植物園で撮影したいものがあるのですが、またまた予定が狂うかもです。

さてさて、今日の話題は、苞(ほう)の中に伸びた付属体の先端部が細く糸状に伸び、その姿を、浦島太郎が釣り糸を垂れている姿に見立てて、この和名があるとされる「ウラシマソウ(浦島草)」 サトイモ科です。
ウラシマソウには、地下にはサトイモに似た大きな球根があり、春になると芽を伸ばします。やがて10枚前後の葉を傘のように広げ、黒褐色の苞を開きます。この苞は「仏炎苞(ぶつえんほう)」と呼ばれます。本来の花は、付属体の下につき、成長や栄養の状態によって、雄花から雌花に変化する性転換植物とのことです。
 浦島太郎が釣り糸を垂れている姿に見立たとのこと、その発想がいいですね。
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また、成長や栄養の状態によって、雄花から雌花に変化する性転換植物とのことでも、生き残り戦略のすごさを感じられます。

★おまけのネタ
植物園正門前のケヤキ並木の新緑がまぶしく感じられました。元気もらえます(^_^)ニコニコ
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すーさんの「撮植(さつしょく)日記」
↑気ままに撮影した植物を掲載しています。よかったら見てやってください。
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26日(火) 仏滅 [旧暦三月二十六日]

【リメンバー・チェルノブイリ・デー】
1986年(昭和61年)にソ連ウクライナ共和国のチェルノブイリ原子力発電所で人類史上最悪の原発事故が発生し、周辺の地域に大量の放射能がまき散らされた。
チェルノブイリの悲劇を忘れないための日。

【七人の侍の日】
1954年の今日、黒澤明監督の『七人の侍』が公開されたことを記念し、映画ファンらが制定。
ちなみに、クライマックスである豪雨の中の合戦シーンでは、モノクロ映像で雨の激しさを見せるために、水に墨を混ぜて降らせたらしい。