日光椿と月光椿

2020年03月31日

Posted by すー at 04:18 Comments( 3 ) 花(春)
昨日(3/30)は、空模様が少し心配でしたが、朝から植物園に出かけてきました。お昼近くには雨がピリピリとしましたが、傘を差すほどのことはありませんでしたが、気温が上がりませんね。寒々としたお天気でした。
相変わらず、植物園は小さな子供たちを連れた親子連れがたくさん、それに保育園の保母さんつられた子供たちのグループもたくさん見えてました。公共交通機関を使わずに植物園に来られ方なら、広い園内なのでコロナウイルスの心配も少ないのかも知れませんね。
園内では、大砲のような望遠レンズをつけたカメラを抱えている方を見かけて、つい「何を撮影されているのですか?」と声をかけてしまいました。それが失敗でした、あまり興味もない野鳥の話や山岳に行って撮影の話、高山植物の話や最近は山小屋がものすごく混んでいる話など、その上に、京都産業大学の学生がコロナウイルスに感染した話までと次から次へと・・・誰かに自分の思いをしゃべりたかったのかな?しばらく捕まり、毎回行く生態園コーナーに行く時間が無くなりました。でも、野鳥への思い、知識はすごいなと!
そんな捕まる前に撮影した椿の話題です。それがタイトルの「日光椿と月光椿」です。
そう、菩薩の名を冠した椿です。
日光菩薩(じっこうぼさつ)は日光遍照菩薩とも呼ばれ、太陽の如く光を照らして苦しみの闇を消すといわれています。一方の月光菩薩(がっこうぼさつ)は月光遍照菩薩とも呼ばれ、月の光のようなやさしい慈しみの心で煩悩を消すといわれています。
月光菩薩は、仏教における菩薩の一尊。日光菩薩と共に薬師如来の脇侍を務め、薬師三尊を構成しています。

朱色の花びらが、同色の花芯を抱えるように咲くのは「日光」(ジッコウ)
「月光」(ガッコウ)は、花芯が白い花びら状になるのが、特徴です。

そんな椿の登場です。
◇「日光」(ジッコウ)

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◇「月光」(ガッコウ)

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薬師如来は、健康長寿、病気治癒、災難除去のご利益があるとされています。コロナウイルス対策でもすがりたいですね。

それにしても、志村けんさん新型肺炎の影響で他界されたというニュースにはびっくりでした。ほぼ同じ世代なので、私も少し動揺かな?
今言われている対策を順守して、体力をつけるように運動(歩く)ように心がけたいと思います。


最近は、渋滞が激しいという話も! できるだけ公共交通機関を使わずに自家用車で通勤をする方が増えているとか・・・コロナウイルス対策で!


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すーさんの「撮植(さつしょく)日記」
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★「今日は何の日」★

31日(火) 仏滅 [旧暦三月八日]

【教育基本法・学校教育法公布の日】
1947年(昭和22年)のこの日、戦後の新学制の基本となる教育基本法・学校教育法が公布されたことに由来する。教育の機会均等、新憲法に基づく民主的な教育をうたい、六・三・三制導入などが盛り込まれており、小・中学校では翌日から実施された。

【エッフェル塔の日】
1889年(明治22年)のこの日、パリ万博に合わせて2年2か月と5日間の月日をかけて建設されたエッフェル塔の落成式が行なわれた。
設計はフランス人技師グスタフ・エッフェルによるもの。高さは324m。
ところで第二次世界大戦中、パリ市を占領したヒトラーがエッフェル塔に上がろうとしたところ、エレベーターが故障。やむなくヒトラーは、最上階まで階段で登ったそうである。



この棘は痛いだろうな?

2020年03月30日

Posted by すー at 04:15 Comments( 3 ) 花(春)
昨日(3/29)は、朝から本降りの雨のスタート。その雨も朝の9時過ぎには上がり青空も広がりだしました。しかし、風がきつい、寒い・・・東京方面は雪模様のようですが、こちらではそれほどの寒さではありませんでしたが!。
こんな空模様なのでまたまた植物園行きをあきらめ、これで3日連続の諦めでした。コロナウイルス騒ぎでどうしてもこもりがちになりがちです。
ネタも少ないことから、こんな植物園で見かけた植物の紹介ということで・・・それがタイトルの「この棘(トゲ)は痛いだろうな?」につながります。
その植物が「フッケリー目木 (フッケリーメギ)」メギ科です。
フッケリーメギは、ヒマラヤが原産。枝には鋭い棘が生え、4~5月頃に黄色い花を咲かせます。果実は青紫色。
その枝の棘は、葉が変化したものとのことです(長さ5~10mm程度)。そして、葉の縁部には棘状突起と化した鋸歯があります。
こんな鋭い棘は動物たちに花や葉を食べられないようにしているのでしょうが、それにしてもその防御はすごいですね。撮影するときも棘に触らないようにと! 試しに棘を触ってみたのですが、その棘の鋭さと堅さにびっくりするほどです。

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苦し紛れの話題でした!


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★「今日は何の日」★

30日(月) 先負 [旧暦三月七日]

【国立競技場落成記念日】
1958年(昭和33年)のこの日、国立霞ヶ丘競技場の落成式が行われた。
竣工当時の収容人員は48,000人。

【マフィアの日】
1282年にマフィアの名前の由来となった「シチリアの晩鐘事件」があった日。フランスの支配下だったシチリア島で、フランス兵が土地の娘に手を出そうとしたことに反発したシチリア島民が、この日の晩の復活祭月曜日の晩鐘を合図に、フランスのアンジュー王家の兵隊を虐殺。
その時の合言葉である「Morte alla Francia Italia anela(フランス人に死を、これがイタリアの叫び)」の各単語の頭文字を並べると「Mafia (マフィア)」となる。



伏見城に桜を!

2020年03月29日

Posted by すー at 04:21 Comments( 3 ) 風景
昨日(3/28)は、朝からいつ雨が落ちてきてもおかしくないような空模様でした。そして時々ポツリポツリと落ちてきます。風が強めで空気が冷たい!。一昨日よりもかなり低め、寒気団がなだれ込んできてるようなお天気模様でした。そんな昨日もこんな空模様なので、植物園をあきらめて、近所を散歩ということで!。近所の散歩なら公共交通機関を使うこともなく、人気の少ないところを歩くだけなので人と接しない、人と話すこともなく戻ってきましたので、コロナウイルス対策としてはばっちりですね。
桜の様子を確認に行った伏見城も毎年ある桜に関わるイベントも中止されて、人もまばらです。これなら感染のリスクは限りなく低いですよね。
そんな人気の少ない伏見城です。

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桜と伏見城も良かったですが、こんなツバキと伏見城もね!

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伏見城に行くと、お城の周りに規制線が張られていました。これは、花見の宴会を規制するためのかと思いきや、一昨年と昨年の台風で大分瓦などが痛み、瓦の落下の危険があるとのことで綱が張られていました。京都市は修理する費用もないようです。


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★「今日は何の日」★

29日(日) 友引 [旧暦三月六日]

【マリモの日】
1952年(昭和27年)のこの日、北海道阿寒湖のマリモが特別天然記念物に指定されたことを記念して。阿寒湖のものほど見事な大型球形を形づくるマリモは、世界でも類がない。
ちなみにゴムの外皮を爪楊枝で刺して皮をむく「まりも羊羹」は、道民の間では超定番土産で、多数のメーカーから販売されている。

【八百屋お七の日】
1683年(天和3年)の今日、本郷の八百屋の娘、お七が鈴ヶ森で火あぶりの刑に処せられた。数え年でわずか16歳(満年齢で14歳)であった。
お七は火事で避難した寺で、小姓の吉三郎と恋に落ちるが仲を引き裂かれる。そこで再び火事になれば逢えると思い放火。

【はねず踊り】(3月最終日曜日)
小野小町の住居跡といわれる京都市山科の随心院において、小野小町と彼女を慕った深草の少将の物語を、小町と少将に扮した少女たちが踊る「はねず踊り」が行われる。「はねず」とは薄紅色、そして梅のこと。



アセビの花から誘われたのかな?

2020年03月28日

Posted by すー at 04:19 Comments( 3 ) 花(春)
昨日(3/27)は、朝から雨、でも降ったり止んだりを繰り返し、それほどの雨量とはなりませんでした。それでも夕方からは本降りに!
朝の気温は高めのスタートでしたが、ほぼ、日中も横ばいの気温だったかも知れません。でも、歩くと蒸し暑いという気温でもありました。
そんな昨日は雨が降ることから朝の植物園行きは諦め、パソコン前で情報整理でした。その仕事も何とか午前中にやっけて小雨が降る中を散歩に・・・買いたいものもありましたの! その散歩途中で見かけた酒蔵界隈の豪川沿いのソメイヨシノも大分開花が進んでいて、明日の日曜日(3/29)あたりが見ごろかも知れません。

今日のタイトルの「アセビの花から誘われたのかな?」とは26日に植物園で見かけた「アセビ(馬酔木)ツツジ科」の花のことです。普段はあまり行かないエリアなのですが、何かに呼ばれているような気がして足を向けてみました。そこで、ひっそりと咲いていた、見かけたのがアセビでした。そのアセビが軟らかい光の中で美しく咲いておりました。誘われるように撮影すると何やら素敵に撮れたのではないかな?と思えることから登場です(^_^)ニコニコ

◇アセビ(馬酔木)ツツジ科
葉や茎には、有毒のアセトポキシンが含まれているため、馬が食べると毒にあたって酔ったようにふらふらとした足取りになることから、漢名で馬酔木(アセビ)と書かれるようになったとされます。普通、そんな風に読めませんよね。

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軟らかい光線が花たちを優しく包み、花がまぶしく光って見えたりして、色合いはやわらかいのに(^_^)ニコニコ


ところで、酒蔵界隈・豪川沿いのソメイヨシノはこんな感じでした。

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★「今日は何の日」★

28日(土) 先勝 [旧暦三月五日]

【シルクロードの日】
1900年(明治33年)のこの日にスウェーデンの探検家・地理学者であるスヴェン・ヘディンによって、中央アジアのタクラマカン砂漠の北東部で廃虚になっていたシルクロードの古代都市・楼蘭が発見された。
シルクロード(絹の道)という呼び名は、中国特産の絹を西方に運んだ道であることからドイツの地理学者リヒトホーフェンが命名した。

【スリーマイルデー】
1979年(昭和54年)のこの日、アメリカ、ペンシルバニア州のスリーマイル島で原発事故が発生。この重大な事故を忘れないよう教訓とする日。

【鑑三忌】
明治・大正期のキリスト教指導者、内村鑑三の命日。享年70。足尾銅山鉱毒事件では、「万朝報」でその実態を世間に訴えた。また、日露戦争開戦時には、幸徳秋水、堺利彦らと非戦論を主張した。



森の中でひっそりと咲く!

2020年03月27日

Posted by すー at 04:18 Comments( 3 ) 花(春)
昨日(3/26)も安定したお天気となりました。こちら京都とでは最高気温が24°超えで、朝の気温が5°ほどでしたので一日の気温差が20°近くあるという着るものに困るような気温差でした。
昨日も朝から植物園に、何せ今日は雨の予報でしたので!
それにしても、本当に多くの人出でした。暖かくなりましたし子供たちが春休みなことから子供連れが本当に多い!。と言いましても、私は混む前に失礼しましたが・・・みなさん、もう巣ごもりに飽きたのかも知れませんね!。そう考えるとまだ京都はのん気なのかも知れませんね。
 このところ、その存在を主張するような花たちが続きましたので、タイトルにあるように「森の中でひっそりと咲く!」そんな花を取り上げてみました。

◇角榛(ツノハシバミ)カバノキ科

花期は3~4月頃で葉の展開に先立って花が開き、雌雄同株、雌雄異花。雄花序は、カバノキ科の仲間と同様に、穂状花序を下垂します。雌花序は、数個の花が頭状に集まり、赤い花柱がひげのように、芽鱗からのぞきます。

ツノハシバミの雌花は、1cmにも満たない小さな花ですが、拡大してみると真っ赤なイソギンチャクの触手のような雄しべが、不思議な姿をしています。

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雄花序



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雌花



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◇樒(シキミ)シキミ科

シキミは枝や葉に芳香のある常緑の樹木で、3月から4月に直径2.5~3cmの萼と花弁が10~20枚の花をつけます。

シキミは、お寺の墓地や儀式に使われる植物です。サカキは神棚です。シキビという呼び方をすることもあります。

実が非常に猛毒で日本で植物の中では唯一、劇毒物に指定されています。

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派手さは少ないですが、森の中で輝いて見えたりして(^_^)ニコニコ
今日は、雨模様なので植物園行きはお休みして、個人事業主としての仕事を進めます!。

ところで、東京の状態が心配になってきましたね。何としてもここで食い止めないと!

【デマ・フェイクニュースを拡散させない】
これは非常に大切なことですね。心しなくては!
滅多なことは書き込まないということが大切だと思います。自分が「デマ」の発信者にならないためにも!


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★「今日は何の日」★

27日(金) 赤口 [旧暦三月四日]

【仏壇の日】
686年のこの日、『日本書記』よると「仏舎を作り、仏像及び経を置き、礼拝供養せよ」との天武天皇の勅令が施行されたとのこと。全日本宗教用具協同組合が制定。

【さくらの日】
日本さくらの会が1992年(平成4年)に制定した日で、日本を代表する花である桜への関心を高め、花と緑の豊かな国土づくりが目的。72候の中に「桜始開」(さくらはじめてひらく)とある時期と、「さくら」と「咲く」がともに「3×9(=27)」であることから3月27日となったという。

【赤彦忌】
アララギ派の代表的歌人として知られる島木赤彦の命日。享年50。
長野で小学校教員をしながら作歌していたが、1914年(大正3年)に教職を辞して上京、伊藤左千夫亡き後の「アララギ」の編集にあたった。