その短い期間を繁殖活動に充てるカゲロウ

2019年04月30日

Posted by すー at 04:23 Comments( 5 ) 昆虫・動物
昨日(4/29)は、雨が降りそうで、中々落ちてこない、どうもはっきりしないお天気が夕方まで続き、その後は、何かピリピリとし始めたかなと、夜になると家の中からでも雨の音が聞こえるほどの本格的雨足に!。そんな、昨日は、雨が降り出す前にと午前中に、トマトの苗を買いながら散歩もかねて出かけてみました。トマトの苗は、お姉さん(義姉)の家で育てるものです。5月2日に行くのですが、どうやらそれまではお天気がはっきりしないので、早めに用意しました。それに、花木市場もこのWGでお休みかもしれませんし、新入荷が無いのではということでよい状態の苗が無くなる前にという思いもありました。

今日は、あまり登場しない昆虫の「カゲロウ」です。
実は、植物園をウロウロとしていた時に偶然に羽化の直後に遭遇したようです。飛び回る昆虫たちの撮影は苦手なのですが、このカゲロウは羽化直後(?)ということで、動かずにいてくれたので!。
何にカゲロウか名前はわかりませんでしたが・・・カゲロウについて調べてみると驚きでした(ご存じの内容かとは思いますが)。
こんな風にネットに出ていました。
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昆虫には寿命自体は結構長いのに成虫として生きられる期間は短いものが多いです。 例えばトンボやセミは幼虫として数年過ごしますが、成虫として生きられる期間はほんの1~2か月程度しかありません。
しかしそんなトンボやセミの成虫ですら長生きに見えてしまう昆虫がいます。 それがカゲロウで、カゲロウの寿命は大体の種が半年~1年程度ですが、そのうち99%以上が幼虫の期間です。 なんと成虫になって数時間~数日で死にます。成虫になると口の機能が低下してエサも食べられなくなるという、とんでもないカゲロウ!。
なぜ、エサも食べられず、体力・寿命を削ってまで成虫になるのかと言えば、繁殖相手を見つけるためです。 モゾモゾとしか動けない幼虫のままでは活動範囲が限られるので、その中で繁殖相手を見つけるのは難しいからのようです。
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 成虫となって長く生きられない昆虫は沢山いますが、カゲロウのようにエサを食べることすらできず1日で死ぬなんて極端なのはそうはいませんよね。 カゲロウは何を思って成虫になって死んでいくのでしょうね。
カゲロウの生き様にはある種の哲学を感じさせられたりしたり(^_^)ニコニコ




素人が、失礼しました。

こんな話題も、昨日は、「カナメモチ(要黐)」を取り上げましたが、一部の方から私がよく見る生垣のカナメモチと違うようとありました。
そこで、昨日の散歩の途中で見かけたものを撮影しましたので、ご紹介です。
よく見かけるのは、こちら「ベニカナメモチ(レッドロビン・カナメモチとオオカナメモチの雑種)」ではないでしょうか。
新芽が非常に鮮やかな赤になため、鑑賞価値が高く、生け垣などに利用されるようですね。



いよいよ、平成の最後の日ですね。
今朝、4時はまだまだ、家の中から雨の音が聞こえるほどの雨です。今日は一日雨かな?


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「今日は何の日」

30日(火) 仏滅 [旧暦三月二十六日]

【国民の休日】

【退位の日】
天皇陛下が退位される、平成最後の日。29日の「昭和の日」(祝日)と5月1日の「即位の日」(祝日扱い)に挟まれるため、祝日法第3条第3項に基づき休日となる。午後5時から「退位礼正殿の儀」が行われる。

【図書館記念日】
1950年(昭和25年)のこの日に図書館法が公布されたことにちなむもので、1971年(昭和46年)の全国図書館大会で決定、翌年より記念日として行事を行っている。

【オランダ女王誕生日(クィーンズディ)】
1909年のこの日、オランダのユリアナ女王が生まれた。1948年9月4日に彼女が王位を継承し、それ以来オランダで国民の祝日とされた。
その後ユリアナ女王は、1980年に長女ベアトリクス王女(1938年1月31日生まれ)にその座を譲位。しかしベアトリクス王女は「花咲く春が国民の祝日にふさわしい」として、「女王の日」はそのまま継続された。

【荷風忌】
『あめりか物語』で知られる作家、永井荷風の命日。享年80。晩年は風変わりな生活ぶりで話題を呼んだ。



生け垣のカナメモチ

2019年04月29日

Posted by すー at 04:20 Comments( 4 ) 花(春)
昨日(4/28)は、気温は多少低めでしたが、この2,3日から比べると暖かさも感じられ、その上に風も弱く、安定した一日となりました。ま~それほど青空が広がったという訳ではありませんでしたが、それでも雨の心配がいらない一日であったことがうれしかったですね。今日は下り坂で雨の予報ですが・・・
昨日も、基本的には家でのんびりと猫の額ほどの庭いじりでした。

そんなことで、近所で見かけたカナメモチ(要黐)です。
このカナメモチ(要黐)は、よく生け垣に利用されていることが多く見かけますよね。ただし、樹形優先で刈り込まれことから、春に咲く花や秋に赤い実を見かけることは少ないのではないでしょうか。赤い新芽もいいですが、花と実もカナメモチの魅力です。

◇カナメモチ(要黐)バラ科
カナメモチは、葉の周囲に細かいギザギザ(鋸歯)があり、5~6月にソバの花を思わせる白い小花が集まって美しく開花します。
カナメモチの名前がありますが、モチノキ科モチノキ属のモチノキとはまったく違うものです。
カナメモチという名は、扇の要に使い、モチノキ(黐)に似るためといわれます。別名としては、かなめがし、かなめのき、あかめもち、あかめのき、そばのき(花序がソバに似るためと)などがあります。

○カナメモチの生垣



○葉の周囲に細かいギザギザ(鋸歯)



○今が、カナメモチの花の時期で、ソバの花を思わせる白い小花






○秋には、こんな赤い実を実らせます。



生垣ではまず見ることがありませんね。手入れの悪いお宅なら花や実を見かけることがあるかも知れませんが。


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「今日は何の日」

29日(月・祝) 先負 [旧暦三月二十五日]

【昭和の日】
旧「みどりの日」が2007年から変更されて「昭和の日」に。趣旨は「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」日。これにより「みどりの日」は5月4日に移動した。

【畳の日】
全国畳産業振興会が、この日と9月24日(清掃の日)の両日を記念日として制定。畳の原料となるい草が緑色であることから旧「みどりの日」であったこの日が選ばれた。

【曲水の宴(きょくすいのうたげ)】
京都・城南宮で、平安装束姿の男女が神苑内の小川のほとりに座って、川上から朱の杯が流れ着くまでに和歌を詠み、その杯の酒を飲み干すという雅やかな行事。

【羊肉の日】
北海道の伝統的な食文化であるジンギスカンに対する理解を深め、道外へも発信することを目的に発足したジンギスカン食普及拡大促進協議会により制定。「4(よう)29(にく)」の語呂合わせ。

【壬生(みぶ)狂言】(~5月5日)
京都中京区・壬生寺で行われる法要で、正式には「壬生大念佛狂言」。
1976年(昭和51年)に国の重要無形文化財に指定された。
30番ある演目の中から毎日5番連続して上演されるが、初番は「炮烙(ほうらく)割り」で始まる。

タグ :カナメモチ


本当に寒い一日でした

2019年04月28日

Posted by すー at 04:09 Comments( 6 ) 花(春)
昨日(4/27)は、風の強い、寒い一日となりました。もう無茶苦茶の気温です。一昨日よりも最高気温が10°も低い・・・その上に強い風が吹くことから体感気温も下がります。寒気の前線が通過しているか、不安定、お天気が急変します。ご近所の方とのご挨拶も、「ひどい、気候、寒さですね! 仕舞い込んだ冬物の上着を出してきました」と!。そんな昨日は散歩がてらに、園芸店にゴーヤの苗を買いに行き、用意していた棚の下に植えました。成長が楽しみです。それと、植物の大きさに比べてあまりも小さくなった植木鉢を大きな植木鉢に植え替え作業でした。植木鉢がたくさんある訳でないので、玉つき交換でした。とりあえずは我が家の猫の額ほどの庭の春への準備でこの連休の最初の仕事でした。人混みに出て疲れるよりも、こんな疲れの方がすっきりですよね(^_^)ニコニコ

そんなことで、今日の話題は、植物園で撮影した棚卸と、この時期にご近所でよく見かける花の登場です。

まず、植物園で撮影した棚卸ですが、「ヒメナベワリ(姫舐割)ビャクブ科」です。
ナベワリに似て小さいので姫舐割(ヒメナベワリ)と名付けられました。
和名の由来は、毒草なため、舐めると下が割れるようだからと「舐め割り」が転じてナベワリと呼ぶようになったようです。でも和名の漢字からすれば、「姫舐割」は「ヒメナベワリ」ではなく「ヒメナメワリ」になりますよね。
大体読みが変わっても漢字はそのままだったりすることがあるようです。
この長く垂れ下がった花が何とも可愛いと思いませんか(^_^)ニコニコ
この花の撮影は、昨日のような風があるときはアウトですが。







次が、この時期にご近所のお宅の庭で咲く花の登場です。
◇フジ(藤)マメ科
紫色の蝶形の花が総状に垂れ下がって咲きます。
直射日光の差す場所を好む、好日性植物で、花はうすい紫色で、藤色の色名はこれに由来します。
蔓はとても強く、古墳時代の巨大な石棺も、木ぞりに載せてこの藤縄で運んだと言われています。






◇モッコウバラ(木香薔薇)バラ科
中国原産のバラの原種の1つです。
モッコウバラには白と黄色があります。白には香りがあり、黄色にはありません。性質としては黄色の方が強く、育てやすいそうです。








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「今日は何の日」

28日(日) 友引 [旧暦三月二十四日]

【サンフランシスコ平和条約発効記念日】
1951年(昭和26年)9月8日に、サンフランシスコで連合軍と日本との間に「対日平和条約」が調印され、翌年の4月28日にその効力が発生、日本の主権が回復された。

【缶ジュース発売記念日】
1954年(昭和29年)のこの日、明治製菓が日本で初めての缶ジュースとなる「天然オレンジジュース」を発売したことを記念して制定。



清楚と華やか!?

2019年04月27日

Posted by すー at 04:18 Comments( 5 ) 花(春)
昨日(4/26)は、不安定なお天気の一日となりました。何とか午前中は雨ももったのですが、午後になるとどんどんと雲が厚くなり、夕方近くには雷注意報も発令さ、本格的な雨に・・・前線が通過して、気温が下がってきているように感じました。
そんな昨日は、取引先の会社も本日からGWの休み入るので、その前にデータ、情報を集めて提出するレポートを仕上げていました。これで一安心というところですね。
私の朝の仕事は、大学の構内にあるので、大学の休みに合わせて10連休です。ということで、寂しいですが、植物園への寄り道もしばらくはお休みです。咲いている花も随分と変わっているだろうな!
そんなことで、昨日に植物園で撮影した「清楚と華やか!」の花の紹介です。

まずは、「清楚」なバイカイカリソウ(梅花錨草)メギ科
茎先に総状花序を出し、やや下垂して径10~12mmの白色の花を数個つけ距はありません。イカリソウ の仲間ですが、花がウメに似ていることから付いた名前で、近畿以西に自生します。
撮影には、不向きですが、風に揺れる姿も優雅に見えます。





次が「華やか」なベニバナトキワマンサク(紅花常盤万作)  マンサク科
マンサク科の耐寒性常緑小高木 「トキワマンサク(常盤万作)」の変種の紅花品種です。春に、鮮紅色で光沢のあるビニールの細紐状の花を集合させて咲かせます。 花の形が目立ちますその色合いも。
この大きさといい、色の派手さといい、その華やかさ、主張はすごいものを感じます。





対照的なこの2種を取り上げてみました。清楚と華やかですよね(^_^)ニコニコ


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「今日は何の日」

27日(土) 先勝 [旧暦三月二十三日]

【国会図書館開館記念日】
1897年(明治30年)のこの日、国会図書館の前身(帝国図書館)が開館。

【婦人警官記念日】
1946年(昭和21年)のこの日、東京警視庁に初めて婦人警官が採用された。

【駅伝誕生の日】
1917年(大正6年)のこの日、京都の三条大橋から、東京間508kmを通して走る、東海道五十三次駅伝競走がはじまった。

【哲学の日】
紀元前399年、ギリシアの哲学者・ソクラテスは、国家の神々を信ぜず青年を誤らせたという罪で時の権力者から死刑宣告を受ける。獄中の彼は、友人クリトンが逃亡をすすめるのに対し、「悪法もまた法なり」とこれを退け、自ら毒杯をあおってこの日に亡くなった。享年70歳。



イベント付き退職祝い宴会!?

2019年04月26日

Posted by すー at 04:09 Comments( 4 ) 見学・鑑賞
昨日(4/25)は、まだまだ、一昨日の宴会のお酒が喉元まで残っているような状態で、朝の仕事に・・雨が時々落ちてくるような蒸し暑さで汗をかき、その汗とともにアルコールもどんどんと抜けていきました。(^_^)ニコニコ
そんな昨日は不安定なお天気の一日となりそれになんとも湿度が高いことから蒸し暑いです。一昨日のアルコールで体力を消耗しているのにこの蒸し暑さは余計に体力を消耗しますね。そんなことで、昨日は午後の散歩は中止に!(ま~お天気が不安定ということもありましたし!)。
 さてさて、一昨日の宴会は、同じ大学、それに同じ会社に勤めたという腐れ縁の友達が定年退職後に再就職した会社も3月一杯で退職なりました。そこで、以前勤めて同じ会社で同じ年で同じ月生まれの、これまた友達を誘い、3人で「イベント付き退職祝い宴会!?」を企画して幹事として行わせていただきました。
いつものように宴会だけではつまらないだろうと、そこは、平日の昼間でも時間が取れるリタイヤ組なので午後1時過ぎに集まり酒蔵見学をしてから祝宴という運びにしました。
い~やああ、日本酒が美味しい、ついつい飲み過ぎました。
「イベント付き退職祝い宴会!?」のイベントはまず、キザクラカッパカントリーでキザクラを愛でて、そこから送迎用バスで「黄桜 伏水蔵」を見学して、そこで、日本酒と地ビールをいただき、ぶらぶらと歩いて大手筋、「伏水酒蔵小路」で日本酒と美味しい肴をたっぷりと・・・








この3人は本当に腐れ縁ですね。
大学時代からの友は、入学式のときに私の隣に詰襟の学生服で座っていました(私も高校生のときの詰襟学生服でしたが)。それからの友で、大学は神奈川県であったのに就職が二人とも京都の会社という(彼は、大学に1年研究生として残ったので就職は私の方が1年先輩)・・・
もう一人の友も同じ年で同じ月の生まれで、やはり私が就職は1年先輩です。この3人は、会社がややこしくなった時に力を合わせて何とか乗り切った仲間。
そうそう、大学時代からの友も同じ年齢で同じ月の生まれです。


伏水酒蔵小路
http://fushimi-sakagura-kouji.com/


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「今日は何の日」

26日(金) 赤口 [旧暦三月二十二日]

【リメンバー・チェルノブイリ・デー】
1986年(昭和61年)にソ連ウクライナ共和国のチェルノブイリ原子力発電所で人類史上最悪の原発事故が発生し、周辺の地域に大量の放射能がまき散らされた。チェルノブイリの悲劇を忘れないための日。

【七人の侍の日】
1954年の今日、黒澤明監督の『七人の侍』が公開されたことを記念し、映画ファンらが制定。
ちなみに、クライマックスである豪雨の中の合戦シーンでは、モノクロ映像で雨の激しさを見せるために、水に墨を混ぜて降らせたらしい。