花の季節も進みました、ナツロウバイ、カルミア、オオデマリ
昨日(5/15)は朝から薄雲がかかるお天気でしたが、雨を降らすような雲とはなりませんでした。それにしても蒸し暑さは感じられました。そんな昨日は、京都の三大祭りの一つである「葵祭(あおいまつり)」京都・上賀茂神社と下鴨神社の例祭が無事に行われたようです。この祭りは『源氏物語』に登場するなどその由来は古いとのことです。曜日にかかわらず5月15日に行われるというところもいいですね。最近は、日にちに関係なく土日に行われることも多い中で15日固定というところが!
昨日も夏日が予想されそれも28°とのことでしたが、お日様の直射日光が少なくて熱中症対策になったかもですね。
私は見に行くことは無かったですが(仕事で見れませんが)、帰りの地下鉄の丸太町駅のホームは大変なことになってました。電車に乗客が乗り切れません。車掌さんやホームでの整理係の人が「次の電車にご乗車ください」と何回も何回も放送が流れていました。私はすでに座席に座っているので大きな影響はないのですが、通勤時間帯のギュウギュウ詰め状態でした。外国からの観光客も多いですね。
京都では、この葵祭が終わり、7月には祇園祭へと進みます。季節もどんどんと進んできていることを感じさせてくれます。
植物園の花からも、春から初夏へと向かっていると感じられます。そんな花たちの登場です。
◇ナツロウバイ(夏蝋梅)ロウバイ科
ナツロウバイは、中国東部・浙江省に分布するロウバイ科クロバナロウバイ属の落葉低木。
年末年始に開花するロウバイに対し、5~6月に咲くことからナツロウバイと命名。
中国名を「シャラメイ」
◇カルミア ツツジ科
カルミアはコンペイトウのような形をした、色濃い蕾を持っています。花が開くと皿形になり、色は薄く模様が入って、蕾の様子とは全く異なった印象を受けます。開いた花をよく見てみると、雄しべの先は花弁のくぼみの中に収まっています。この雄しべは、飛来した昆虫などによって刺激を受けると飛び出して、花粉も散るというおもしろい仕組みをもった花です。
◇オオデマリ(大手毬)スイカズラ科
オオデマリは初夏の青い空を背景に、真っ白なボール状の花を咲かせる落葉低木です。
花は咲き始めが黄緑色で、開くと白色になります。この花は雄しべと雌しべの退化した「装飾花(飾り花)」でタネは付けません。
花のかたまりは直径10cmを超し、まさしくオオデマリ(大手鞠)の名がぴったりです。英名のスノーボールもこの花姿から来ています。花の咲き方や雰囲気がどことなくアジサイに似ています。
毎回、いい加減な話題ですみません(-_-メ)
★おまけのネタ
わが家の庭で咲く「オキザリス・トリアングラリス」カタバミ科
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すーさんの「撮植(さつしょく)日記」
↑気ままに撮影した植物を掲載しています。よかったら見てやってください。
ご意見をいただければ最高です。
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【今日は何の日】
16日(金) 仏滅 [旧暦四月十九日]
【旅の日】
松尾芭蕉が「奥の細道」に旅立った日が1689年3月27日であり、この日が太陽暦で5月16日にあたることにちなんで、1988年(昭和63年)に日本旅のペンクラブが制定。
ともすれば忘れがちな旅の心を、そして旅とは何かという思索を込めて問いかける日。
【三社祭(さんじゃまつり)・例大祭】(~18日)
浅草神社の祭礼。
江戸時代は浅草寺と一体となった祭りであり、「観音祭」「浅草祭」とも呼ばれていた。
【透谷忌】
『楚囚之詩』を記し、島崎藤村らと雑誌『文学界』を創刊した明治期の天才詩人、北村透谷の命日。享年26。
彼が生まれた小田原には、顕彰碑が建てられている。
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