小さな花、コアジサイ、ホソバタブ、クサタチバナ、ゴンズイ
昨日(5/19)は、はっきりとしないお天気で、出勤時には、折り畳みの雨傘と日傘の二つを背中のリュックに入れてでした。ほとんど、日差しが無いのに蒸し暑さがすごいですね。
そんな昨日に、「マックスの奴が山椒の木にいる」と妻からショートメールが・・何のことかと思った瞬間に大きなアゲハ蝶の幼虫が入るのかと・・・一昨日はミカンの木に大きなアゲハ蝶の幼虫がいて退治したところでした。家に戻り、確認です。いました、大きなアゲハ蝶の幼虫がむしゃむしゃと山椒の葉を食べておりました。毎日のように幼虫がいないかと確認しているのに、こんなに大きくなるまで私に気が付かれずに成長した奴がおったのかと!
そこで、今回は容器に入れて育ててみることにしました。何年か前も、育てて、サナギから羽化させて蝶として飛び立つのを見届けたことがありました。早速、飼育用の容器に入れて玄関の靴箱の上に置いたところ、妻からクレームが、そんなところに置くのは嫌と。仕方がないので裏で育てることにしました。容器に入れてしばらくすると、安心したのか山椒の葉をムシャムシャと食べ始めました。さて、今回は蝶まで無事に育てられるかな。
さて、タイトルの話題に話を戻します。
虫眼鏡で確認したくなるような小さな花たちの登場です。こんな小さな花たちを眺めるのいいですね。
◇コアジサイ(小紫陽花)アジサイ科
関東地方以西の本州、四国及び九州の低山に分布するアジサイの仲間。山地の林内や林道沿いに見られ、アジサイよりも小さな花が咲く(小さな花を咲かせることからコアジサイと)。
コアジサイの開花は6~7月。花は全て両性花で、直径は4mmほど。多数が半球状に集まって直径5cmほどの花序を作る。花色は薄い青紫色が基本だが、色の濃淡には個体差がある。
花には園芸品種のアジサイに見られるような花序には装飾花はないのとアジサイよりも全体に小さいのが特徴である。
葉はアジサイより小さく、枝から対になって生じる。また、縁に大きなギザギザがあるのが特徴。
◇ホソバタブ(細葉椨)クスノキ科
雌雄同株で花期は4~5月、黄緑色であまり目立たない花を咲かせます。8~9月ごろ球形で黒紫の液果が熟す。
秋に実の液果が何とも綺麗、素敵でまるで宝石のように感じられます。
液果は←ここで確認できます。
◇クサタチバナ(草橘)ガガイモ科
初夏近くに、茎頂や上部の葉腋(ようえき)に花柄を伸ばし、白色花を開きます。花冠は深く5裂し、無毛で、内側に蕊柱(ずいちゅう)より短い副花冠があります。名は、花がミカン科のタチバナに似ており、草であることによります。
◇ゴンズイ(権翠)ミツバウッギ科
低山の雑木林の縁などで普通に見られる木で、5~6月に枝先に円錐花序を出し、淡黄緑色の小さな花を多数つけます。花は小さく閉鎖花のように花弁が少ししか開かないので蕾のようにも見え、小花であまり目立だちません。
名前の由来には諸説ありますが、毒を持つナマズの仲間「ゴンズイ」と同様、役に立たないためとする説が有名です。
★おまけのネタ
二日続けてアゲハ蝶の幼虫の話題(-_-メ)
飼育するために容器を用意して・・・さてさて!
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すーさんの「撮植(さつしょく)日記」
↑気ままに撮影した植物を掲載しています。よかったら見てやってください。
ご意見をいただければ最高です。
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【今日は何の日】
20日(火) 友引 [旧暦四月二十三日]
【ローマ字の日】
日本語のローマ字表記にはヘボン式と日本式とがある。
日本式ローマ字を主張しローマ字国字論を展開した田中舘愛橘(たなかだて あいきつ)の命日が、1952年(昭和27年)5月21日。
これを区切りの良い20日にずらしてローマ字の日として、日本ローマ字社が1955年(昭和30年)より実施している。
【東京港開港記念日】
1941年(昭和16年)のこの日、東京港が外国貿易港としての指定を受けたことに由来する。
当時は日の出、芝浦、竹芝のふ頭を備えていた。
【東京国際空港(成田空港)開港記念日】
1978年(昭和53年)のこの日、新東京国際空港(成田空港)の開港式が行われたことにちなんで。
【森林(もり)の日】
村名の頭に美の字がつく10村が「美し村連邦」(うましさとれんぽう)を建国するにあたり、10村に関わりのある森林を再認識し、その建国を記念して1989年に制定した日。
日付は、森林は木が5つなので5月。
木の画数は4なので5×4で20日。
新緑の美しい5月20日とした。
10村は長野県・美麻村、岐阜県・美並村、茨城県・美浦村、茨城県・美和村、三重県・美里村、三重県・美杉村、和歌山県・美山村、岡山県・美甘村、徳島県・美郷村、愛媛県・美川村であったが、現在は茨城県・美浦村が残るのみとなり、「美し村連邦」は2003年末で解散となった。
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