庭で咲く、グラプトペタルム・朧月、トキワツユクサ

2025年05月19日

Posted by すー at 03:44 Comments( 3 ) 花(春)
昨日(5/18)は本当に蒸し暑い一日となりました。こちらでも真夏日の30°に届いたかもです。梅雨のような蒸し暑さでした。体力を奪われます。と言いながら、朝から庭作業用の服に着替えて小さな・小さな庭の手入れ作業でした。しゃがんでの作業で腰が痛い!と言いながら夕方までの作業でした。
先日からいろいろな選定した枝の水揚げをしていましたので、土を入れたポットに差し替えなどの作業もでした。そんな作業の合間に、我が家で咲く花を撮影しましたので、その一部の登場です。

◇グラプトペダルム・朧月(おぼろづき) ベンケイソウ科
グラプトペタルム・朧月(おぼろづき)は、灰色がかった緑色の葉に白い粉がふいており、その姿が雲に霞んだ月を連想させることから朧月の名が付いたとされます。
葉っぱは先端のとがったスプーン状で、表側は少しくぼみます。表面は白粉で覆われており、葉色は白っぽい灰緑色になります。強い日射しや低温にさられると、淡いピンク色を帯びます。
茎から花茎を伸ばし、その先端に数輪~10輪ほどの小さな星形の花を咲かせます。花色は白で、赤い斑点がぽつぽつと入ります。このグラプトペダルムも一株をいただき増やしたものです。
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◇トキワツユクサ(常磐露草)ツユクサ科
日本へは昭和初期に園芸植物として渡来し、現在では野生化しています。
葉は一年中緑色で、先端が尖った長楕円状卵形をしており全草がほぼ無毛です。 葉は互生につきます。
梅雨時~夏にツユクサ(露草)に似た葉を持つ小さな白花を草むらなどで群生させます。 頂上の葉腋から花柄を出し3弁花を1~3個ずつ付けます。 雄蕊は6本で、それぞれの先端には黄色い葯がありそれを白い花糸が支えています。 雄蕊には多数の長い繊毛が密生し、 中央に1本の雌蕊があります。
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別名が「野博多唐草(のはかたからくさ)」と言うことです。その別名の由来が知りたくて少し調べてみました。
昭和初期、葉に白斑のはいった園芸品種が観賞用に導入されたそうですが、 温暖化などで逸出野生化し、野生化した時に斑を消失したとのことです。野生化前のその葉に白斑のはいった縞模様が博多織に似ているところから博多唐草と名付けられたもので、 その野生種の意味で「ノハカタカラクサ(野博多唐草)」と、 なったとされるとのことでした。正しいかどうかは分かりませんが・・・



★おまけのネタ
たくさん、剪定した枝を挿し木にと・・・
既に、10ポット以上、御嫁入したのですが、まだ多くが残っています。
この中の何本が根付くかなと、心配でも楽しみでもあります。
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もう一つのネタ
ミカンの木の葉が少ないところをマジマジと見ると、いつも間にかこんなに大きくなったアゲハの幼虫が・・・
幼虫(20250518).jpg



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すーさんの「撮植(さつしょく)日記」
↑気ままに撮影した植物を掲載しています。よかったら見てやってください。
 ご意見をいただければ最高です。
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【今日は何の日】

19日(月) 先勝 [旧暦四月二十二日]

【ボクシング世界チャンピオン誕生記念日】
1952年(昭和27年)のこの日、ボクシング世界フライ級タイトルマッチで挑戦者の白井義男が判定勝ちし、日本人初のチャンピオンになる。
ちなみに『あしたのジョー』の矢吹丈はバンタム級、『がんばれ元気』の堀口元気と『はじめの一歩』の幕之内一歩はフェザー級である。

【奈良唐招提寺・うちわまき】
井上靖の小説『天平の甍』でも有名な奈良・唐招提寺で、中興の高僧、覚盛上人の高徳をしのぶ法要「うちわまき」が行われる。