タネが風にそよぐ姿を老人の白髪に見立てた「オキナグサ」

2025年05月21日

Posted by すー at 03:46 Comments( 3 ) 植物
昨日(5/20)は、本当に・本当に蒸し暑さが爆発したような一日でした。急激なこの蒸し暑さで体力を奪われます。この暑さの中でも植物園のバラ園は大賑わいでした。一昨日のNHKの番組で見ごろと取り上げられていましたことと、今日が雨模様との予報でしたので、昨日に予定を変更した方が多かったかもですね。多くの方が日傘片手でした。私は遠くから、混んでいるな!と眺めただけでしたが・・・
昨日の朝の仕事は、一人がお休みで、そんなときに限って200席近いホールが朝一から使われるということでいつもの時間に出勤したら間に合わないと、朝の6時に到着するように家をでました(家を出たのが朝の5時)。朝の5時頃の電車もそれなりに混んでいるものですね。もちろん、席に座れないほどの混雑ではありませんが・・・

さてさて、またまた植物園で見かけた花で失礼します。それがタイトルの「オキナグサ(翁草)」キンポウゲ科です。
オキナグサは本州、四国、九州の日当たりのよい草原や林縁に生える多年草です。花後にできるタネに白く長い毛があり、そのタネが密集して風にそよぐ姿を老人の白髪に見立てて「オキナグサ(翁草)」と呼ばれています。
名前を付けた人は、花よりも花の後の種がよほど印象的だったのでしょうね。
花も綺麗なのですが・・・
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オキナグサの花は←ここで確認できます


★おまけのネタ
わが家で咲く「ラセンイ(螺旋藺)」イグサ科
ラセンイは、畳表(たたみおもて)に使われるイグサの突然変異によって生まれた園芸品種です。
螺旋状のものは葉では無く花茎で、葉は花茎の基部にあり葉鞘(ようしょう:茎を鞘のように包み込む葉のこと)となっています。
花茎であるため、ラセンイにもイグサと同じような小さな白い花を咲かせます。小さくて地味ですが・・・その地味さが私に通じるところがあるかも!
イグサの和名は「イ」と言い、ラセンイはその名の通り葉が螺旋状になったイになります。
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そういえば、昨年にリフォーム工事した時に、和室の畳の表替えもお願いしました。
その畳がイグサでは無く、和紙製でした。イグサよりも丈夫で色の変化が少ないとのことだったので。
確かに1年近く立ちますが、青い畳は青いままです。


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すーさんの「撮植(さつしょく)日記」
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