ニシキギの小さな果実

2022年10月26日

Posted by すー at 04:16 Comments( 4 ) 植物
昨日(10/25)の朝には、冷え込みましたね。まだ暗い早朝に空を見上げたのですが、雲ひとつない星空でした。こんなお天気なら放射冷却で冷え込みますよね。昨日の朝は、出かけるときに駅まで今季初めて手袋をして出かけました。それほど冷え込んでいたということで・・・
その後も少し雲は多めで、時たま雨を降らしてもおかしくないかもと思えるような黒雲が流れ込みます。それよりも私は風の強さの方が問題です。この風の強さではマクロ撮影は完全に不向きです。そんなこともあり、昨日は植物園を取りやめて、得意先に顔出しでした。
そうそう、大学で構内の落ち葉などを掃除を担当している方が、嘆いていました。強い風で葉が何度掃いてもすぐに落ちてきて地面が落ち葉だらけ、完全にお手上げと! と言いながらも目立つところはやらない訳にもいかずせっせと掃き集めていました。しかし、それも掃いた後からどんどんと散るので無限ループのような感じでした。まだ、落葉は始まったばかり、これからが本番なので、その嘆きはお察しいたします。

さて、タイトルの話題にもどします。
植物園も段々と秋が深まってきたように見えます。それはそうですよね、もう一週間もしないで11月ですからね。
そんな植物園内で、「ニシキギ(錦木)」ニシキギ科の果実が割れて種が垂れ下がている姿をみかけました。
ニシキギはその名のごとく「錦」を思わす秋の紅葉の美しさが最大の魅力で山野などに生えます。小さな果実は秋の深まりとともに熟して果皮が裂ける蒴果で、晩秋に橙赤色の仮種皮で覆われたタネが垂れ下がる姿もかわいらしいですね。
例年、このニシキギはあまり果実を生らすことが少なかったのですが、今年は本当にたくさん実らせていました。植物たちにもいろいろな波があるのでしょうね。
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★おまけのネタ
お蔵入りしそうなこんな話題も・・・
アオサギの狩り
鋭い眼光で何かを狙っていました。
見事に、トカゲを捕まえました。お見事です。
小さくて見難いですが口先でトカゲを捕らえています。
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すーさんの「撮植(さつしょく)日記」
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 ご意見をいただければ最高です。
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【今日は何の日】

26日(水) 大安 [旧暦十月二日]

【原子力の日】
1963年(昭和38年)のこの日、茨城県東海村の日本原子力研究所の動力試験炉(JPDR)が日本で初の原子力発電に成功した。これを記念して1964年(昭和39年)に政府が原子力の日を制定、原子力について国民の理解を深めてもらおうと様々な行事を行っている。