ヤツデ(八つ手)なのに、8つに裂けず

2022年12月06日

Posted by すー at 04:08 Comments( 4 ) 花(冬)
昨日(12/5)は、ほぼ曇りの一日となりました。時々、日差しもありましたが、暖かさを感じさせるほどの日差しの強さにはなりませんでした。
さすがに、昨日の月曜日は疲れました。その前の土日が金曜日のワクチン接種で殆ど動かずいたことからかな? 体力が落ちていたのかも知れませんね。たった2日間動かないだけで・・・もしかしたらワクチン接種による副反応の影響もあるのかも知れませんが。
朝の仕事場でも、朝一に「ワクチン接種はどうでした」と。熱が出て、土曜日は一日寝てましたと言うと、私は熱など全く出ませんでしたと、何とも羨ましい言葉です。その方の友人は3回目の接種の時に40℃近い熱が出て、もう接種しないと言っていると! 熱が出る人と出ない人の違いは何なのでしょうね? 調査研究をして欲しいですね。もしかしたら、すごい研究になるかも。もう初めているかも知れませんが

さてさて、タイトルの「ヤツデ(八つ手)なのに、8つに裂けず」にもどします。
「ヤツデ(八つ手)」ウコギ科の植物です。
そう、「八つ手」とはいうものの、ヤツデの葉は8つに裂けずに7つか9つに裂けることが多く、稀に5つ、あるいは11裂となるとのこと。いずれも奇数で偶数になることは無いようです。では何で、八つ手という名前なのかというと、8が「八」で末広がりで縁起がいいのでこの名前になったとか、あるいは単に「たくさん」の意味でヤツデとなったとも言われています。
今度、ヤツデを見かけた時に葉の数を数えてみてください。

もう一つ、ヤツデには、同じ花の受紛を避けるための特別の仕組みを持っている植物として有名です。
花は両性化(一つの花に雄シベと雌シベがある)ですが、普通の両性化(雄シベと雌シベが同時に熟し受粉)とは違うのです。ヤツデの花は開いたとき、花弁と雄シベが成熟して花粉がでますが、このとき雌シベは未熟のため昆虫がきて花粉を集めても受紛しません(雄性期)。中性期(無性期)の数日を経て、花弁と雄シベが落ちたのち、雌シベが成熟し(雌性期)他の花の花粉を付着した昆虫から花粉を受け取り受粉するのです。実に巧妙に雄シベと雌シベの成熟時期をずらして近親結婚を避けているのです。一見雄花と雌花が別々についているように見えますが、実は両性花なのです。

人の受け売りの情報ですが(-_-メ)
でも、植物の不思議さを感じさせてくれますよね。
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★おまけのネタ
わが家のミカン
残念ながら、今年はミカンが1個しか実りませんでした。
例年、こぶし大のミカンが30個前後は収穫できていたのに今年はたった1個とは何とも寂しい!
昨年まで、すす病にやられていたことから、葉が光合成が十分に出来ずに体力が無かったのだと思います。
今年の葉は大分、回復したので、来年の実りを期待したいと思います。
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すーさんの「撮植(さつしょく)日記」
↑気ままに撮影した植物を掲載しています。よかったら見てやってください。
 ご意見をいただければ最高です。
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【今日は何の日】

6日(火) 大安 [旧暦十一月十三日]

【サンタ・クロース・デー】
サンタクロースのモデルとなったニコラス司教の命日。
この日は聖ニコラウス祭がおこなわれる。

【シンフォニー記念日】
1914年(大正3年)のこの日、ベルリンから帰国した山田耕筰作曲による初の和製交響曲『かちどきと平和』が帝国劇場で発表された。
『さくらさくら』『赤とんぼ』『ペチカ』などの童謡も彼の作曲作品。

【姉の日】
作家の畑田国男氏が1992年(平成4年)に制定。9月6日の「妹の日」と対になる健気で犠牲的精神を持つ日。

【フィンランド独立記念日】
1917年(大正6年)のこの日、P.E.スヴィンヒューヴトらが起草した独立宣言が議会で承認され、ロシア革命時にフィン族が仮政府を樹立。
首都はヘルシンキ。

【黄門忌】
水戸徳川家2代藩主、「水戸黄門」こと徳川光圀の命日。享年72。
諸国から学者を招いて『大日本史』の編纂に着手したことで知られる。
名君の誉れ高く、権中納言の唐名から水戸黄門と呼ばれた。彼が没した際、江戸では「天が下 二つの宝つきはてぬ 佐渡の金山 水戸の黄門」という狂歌が広まったともいわれている。

【神戸ルミナリエ開催】(~15日)
阪神・淡路大震災での犠牲者の鎮魂と都市の復興を目的として、元町近辺で毎年開催されている。2019年で25回目を迎える。
※2022年は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け中止。

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