これも可愛そうな名前ですね「コゴメイヌノフグリ」

2025年03月29日

Posted by すー at 03:43 Comments( 3 ) 花(春)
昨日(3/28)は、出かける時間帯ギリギリまで雨が残り、大きな傘にするべきか、折り畳み傘にすべきか迷いながらも、予報では曇りとうことで、折り畳み傘を持って出勤でした。何とか駅までは小雨の中を歩き、その後は傘の出番はありませんでした。しかし、強い風が吹き荒れて、朝の仕事の大学の構内のハクモクレンは、咲いて3日ほどなのに、散るは散るは・・・いくら掃いても切りがありません。こうした落ち葉のような掃除は振り向くな、振り向いたら終わらないと言われます。しかし、昨日のハクモクレンの花の散り具合は、掃いている頭の上にバラバラと散ってどうにもなりません。ハイ、あきらめて終了でした。時間との戦いでもあるので、いつまでもハクモクレンの散った花と遊んでいる訳に行きませんので!
そんな、強い風が吹くことから植物園をあきらめました。この風では花の撮影には不向きです。風で揺れて撮影になりませんので!
そこで、急きょ、床屋さんに行くことに変更でした。床屋さんも4月1日から値上げなので。そんなことから混みあっていることを覚悟して覗いて見ました。ところが、お一人が散髪をされているだけで、すぐに順番が回ってきました。店長に「混んでいるのを覚悟してきたのに・・」と。店長も運が良かったですね。良いタイミングでしたと(^^)/
本当に何もかも値上げですね。
そんな値上げの話題ですが、床屋さんから帰る途中に、農家さんが、無人販売をされているところがあります。私が通りかかったときに、農家の女将さんと知り合いと思えるお米を探しに来た人が話している会話が聞こえました。女将さんが「お米は、食堂などに契約している販売分以外は無いのです」と・・・
しかし、お米の値段、去年の倍ですから、だれかが儲けているはずですよね。そのあたりの報道が無いですね。
何か前置きが長くなりすぎましたね。
タイトルの【これも可愛そうな名前ですね「コゴメイヌノフグリ」】に戻します。
コゴメイヌノフグリ(小米犬の陰嚢)オオバコ科は、繁殖力は強い外来種です。植物園でもいたるところに繁殖しています。あまりに多いので撮影を無視していましたが、せっかくだからと撮影でした。
名前に「犬の陰嚢」と付くのが何とも気の毒です。犬の陰嚢とは、犬の金〇」ですからね。こんなに可愛い白い花なのに!
名前の由来は、。果実は蒴果で、2個の玉をつけたような形で毛が多いところからきているようです。
近似種としては、イヌノフグリ、オオイヌノフグリ、タチイヌノフグリ、フラサバソウなど
真っ白な小さな花からコゴメ(小米)の名前がつけられました。
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これが名前の由来の果実です



★おまけのネタ
花の命が短いハクモクレンでした。風は大敵ですね!
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散るハクモクレン-2(20250328).jpg
散るハクモクレン-3(20250328).jpg
散るハクモクレン-4(20250328).jpg





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すーさんの「撮植(さつしょく)日記」
↑気ままに撮影した植物を掲載しています。よかったら見てやってください。
 ご意見をいただければ最高です。
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【今日は何の日】

29日(土) 先負 [旧暦三月一日・朔]

【マリモの日】
1952年(昭和27年)のこの日、北海道阿寒湖のマリモが特別天然記念物に指定されたことを記念して。
阿寒湖のものほど見事な大型球形を形づくるマリモは、世界でも類がない。
ちなみにゴムの外皮を爪楊枝で刺して皮をむく「まりも羊羹」は道民の間では超定番土産で、多数のメーカーから販売されている。

【八百屋お七の日】
1683年(天和3年)の今日、本郷の八百屋の娘、お七が鈴ヶ森で火あぶりの刑に処せられた。
数え年でわずか16歳(満年齢で14歳)であった。
お七は火事で避難した寺で、小姓の吉三郎(※)と恋に落ちるが仲を引き裂かれる。
そこで再び火事になれば逢えると思い放火。
※吉三郎は、井原西鶴の作品に登場する名前で「庄之介」「左兵衛」とされる作品も。