昨日(4/16)は、お天気は何とか回復したのですが、気温が上がらすその上に風が強い、冷たい風が!
そんな風の強い日は、花などの接写撮影には全く不向きなことからカメラを持って外出をあきらめて、またまた我が家の小さな小さな庭の手入れでした。とりあえず、隣に大きくはみ出した枝の選定をしてスッキリさせました。その後は、すす病にやられたミカンの木の手入れでした。何とか新芽も出てきたことから、残しておいた古い葉で汚いものをはさみでチョキチョキでした。病気にやられているとはいえ、葉の表面を濡れた雑巾で一枚づつ拭いて綺麗にしたものですが、何とか光合成をして栄養分を運び、新芽に成長に役だったかなと。勝手な思いですが、そんなことから、病気の古い葉をほぼ全て取り丸裸に・・・新芽が大きく育ち、光合成への期待を込めての作業でした。
そうそう、ガスメーターが非常に見にくいところにあり、毎月検針の方が苦労しているので、少しでも見やすくと周りの雑草や枝を整理もしました。いつも、伸縮棒の先に鏡がついたような道具で何とか覗いているので、気の毒で

さて、タイトルの「これもひらひらと呼んでいるのかな? オオバベニガシワ」に話題を戻します。

「オオバベニガシワ(大葉紅柏)」トウダイグサ科は、春の新葉の赤い色が美しいため、庭木として植えられます。しかし、赤い新芽から一ヶ月もすると、普通の緑白色の葉になってしまい目立たなくなります。だから目立つのはチョッとの間です。
このオオバベニガシワは、雌雄同株、雌雄異花。4~5月にかけて咲く花には雌花、雄花があります。雄花はヒトデのような形をした黄色い小花で、多数が泡を吹いたように咲きます。雌花は紅色の糸を持った珍妙な形になります。雌雄ともに小さな花であり、派手な葉の陰になって目立ちません。
この雌花がイソギンチャクの糸のようなものが伸び、昨日に取り上げた「ベニバナトキワマンサク」のようにひらひらと呼んでいるような、人間を呼んでいるのではなく雄花の花粉を呼んで集めているのですが・・・
そんな雄花と雌花を撮影できましたので登場です。
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1ヶ月もしないうちにこんな緑い色の葉に




◎雄花

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◎雌花

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この黄色の小さな粒粒は、もしかしたら雄花の花粉かな?

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★おまけのネタ
今年はツツジの花が咲くのも早いように感じられます。
これは、「クロフネツツジ(黒船躑躅)」ツツジ科となります。
名前の由来は、日本に江戸時代に黒船によって持ち込まれたことからです。
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すーさんの「撮植(さつしょく)日記」
↑気ままに撮影した植物を掲載しています。よかったら見てやってください。
 ご意見をいただければ最高です。
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17日(日) 先勝 [旧暦三月十七日・望]

【春土用の入り】
雑節の一つ。立夏の前18日間。今では夏土用だけが一般的。
天文学的には太陽が黄経27度の点を通過する日。

【公共職業安定所発足記念日】
1947年(昭和22年)のこの日、職業安定法に基づいて公共職業安定所が発足。
1990年(平成2年)から「ハローワーク」という愛称になった。

【恐竜の日】
1923年(大正12年)にアメリカの博物学者ローイ・チャップマン・アンドルーズがゴビ砂漠へ向けて北京を出発した日。
その後5年に及ぶ旅行中に恐竜の卵の化石を世界で初めて発見し、恐竜研究の先駆けとなった。
ちなみに「恐竜」という言葉は誤訳から生まれたもので、本来は「巨大竜」とでも訳すべきものだったとか。

【家康忌】
1616年のこの日、徳川家康が74歳で没した。
鷹狩りの後、空腹の状態で鯛の天ぷらを大食いしたことによる食中毒症状が死因であると一般的にいわれている。
しかし、もともと胃ガンにかかっていたという説もある。



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この記事へのコメント
おはようございます。
丁寧に対応したら、これに答えてくれているように見えますね。
すーさんの愛情が感じられます。
Posted by 京男 at 2022年04月17日 07:03
おはようございます。
雄花の精一杯触手を広げているような姿やDNAの遺伝子模型のような
形状は自然界の生業として褒めてあげたい奇妙さです。
自分の国土を拡げたいばかりに平和に暮らす街並みに侵攻•虐殺を繰り返
す鬼の居る人間界を見せたくはないてす。
雌しべも凄い! 
クロフネツツジは可愛い。
Posted by くじびき はずれ at 2022年04月17日 07:24
★京男さん、おはようございます
植物たちの反応が楽しみ、嬉しいです(^_^)ニコニコ

★くじびき はずれさん、おはようございます
自然は本当にすごいですよね。その生き残り戦術に脱帽です。
確かに、それに比べたら人間は本当に情けないですね。
Posted by すーすー at 2022年04月17日 08:02
おはようございます。
二度寝をしていつもは適当な家事を
真面目にしていたらこんな時間です^^;

わたしはゴーヤの雄花と雌花が
同じツルから咲くのも知らずにいたほどですから
オオバベニガシワにはさらに驚き、
しかも葉の色の変化にも驚きです。
いつも思いますが
植物の世界も逞しくすごいですね。
Posted by ぷーちゃん* at 2022年04月17日 10:02
★ぷーちゃんさん、こんにちは
疲れが溜まっているのではないですか。
でも、二度寝は気持ちいですよね!

オオバベニガシワは、同じ枝に雄花だけ、雌花だけ、そして雄花雌花が混在する枝と見ていると面白いです。
毎回、植物たちの生き残るための戦略にびっくりさせられます。
Posted by すーすー at 2022年04月17日 14:17
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