絶滅が危惧される「スズカケソウ」

2023年07月18日

Posted by すー at 03:58 │Comments( 2 ) 花(夏)
昨日(7/17)は、い~やああ、とんでもない暑さの一日でした。もちろん猛暑日です(京都市の最高気温は37.7°だとか)。そんな猛暑の中で祇園祭のハイライトである巡行も無事に行われたようですね。参加者も見学者もこの猛暑をどうやってやり過ごしたのかな? 陽の下で立っているだけでも溶けそうな気温です。アスファルト舗装からの照り返しも半端ではない。
私が朝の6時過ぎの地下鉄に乗って京都駅まで来ると、巡行見学と思われる観光客がそれなりの人数が乗車してきて、四条駅で降りられていきました。多分、今から場所取りかな? 先は長いぞと。もう少し後の電車なら多分ラッシュ並みの乗車率だったかも知れませんね。
そんなそんな猛暑日でも植物園行でした。朝の仕事仲間からもこんな猛暑日でも行くの?と言われ「ハイ」と返事して向かいました。でも、植物園ではほとんど、生態園コーナーの森の中をウロウロでした。
そんな植物園で見かけた、絶滅が危惧される「スズカケソウ(鈴懸草)」ゴマノハグサ科です。
スズカケソウの名前の由来は、花の形が山伏の付ける鈴懸けに似ていることから。
めったに見かけない山野草で、絶滅が危惧される種類とのことです(環境省レッドリスト 絶滅危惧1A類)。
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そうそう、この暑さで、アシナガバチ(足長蜂)さんも水を求めて、我が家の水生植物の鉢に頻繁においでです。そんなことでふだんよりも多めに水を貯めております。
それよりも、我が家の小さな庭の水やりだけでも、暑さでクラクラとします。水やりもこれは命がけかも!



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すーさんの「撮植(さつしょく)日記」
↑気ままに撮影した植物を掲載しています。よかったら見てやってください。
 ご意見をいただければ最高です。
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【今日は何の日】

18日(火) 赤口 [旧暦六月一日・朔]

【光化学スモッグの日】
1970年(昭和45年)に東京都杉並区で日本で最初の光化学スモッグが発生した。
被害のあった高校では体育授業中の生徒が突然目の痛みや頭痛などを訴えて倒れ、40数人が病院へ運ばれた。

【大河内傳次郎忌】
独眼隻腕の浪人剣士を演じた『丹下左膳』や『国定忠次』『姿三四郎』などで知られる大正・昭和の時代劇の大スター、大河内傳次郎の命日。
生まれは福岡県豊前市の大河内村。


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この記事へのコメント
鈴懸と言えばプラタナスの別名の「鈴懸の木」ばかりだと思っていましたが「鈴懸草」もあったのですね。 それも絶滅危惧種とは。
そんな早朝から祇園祭は混雑ですか?確かに綺麗だし厳かだとは思いますが、映像でアップで見るに限りますね。
平安時代もこんなに暑かったのかなぁ。
アシナガバチ、刺されるとかなり痛くて腫れるそうですよ。 お気を付けください。
Posted by くじびき はずれ at 2023年07月18日 07:17
★くじびきはずれさん、こんにちは
花の形、色合いが好きな花です(^^)/
巡行見学、暑かったでしょうね。
アシナガバチには何回か刺されたことがあります。(-_-メ)
Posted by すーすー at 2023年07月18日 14:10
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