佐川美術館「山下清 展」に行ってきました!

2015年05月07日

Posted by すー at 04:16 Comments( 4 ) 見学・鑑賞
 昨日(5/6)も朝から抜けるような青空が広がり気温もこの時期の高さと湿度の低さが相まって本当に気持ちの良いお天気に! 夕方近くからは雲が空を覆ってきましたが・・・
そんなGW最後の昨日は、次女と二人で、滋賀県にある佐川美術館で開催されている「山下清」展に行ってきました。自家用車の無いわが家には遠いところです。近鉄電車、JR湖西線、路線バスを乗り継ぎ美術館に! GWなのか、「山下清」展が人気があるのか?解りませんが、多くの人でにぎわっていました。私たちは開館してすぐに入りましたので、まだ比較的ゆっくり見られたのですが、山下清の特別展の出口で入り口の方を見ると何か入場待ちのような状態でした。朝一で正解でした。
 山下清、やはり天才ですね。

放浪の天才画家としてテレビドラマにもなり、ほのぼのとした物語に登場する人物像のイメージが先行してしまい、本来の画家としての姿が正確に伝わっていないと感じました。
説明では、山下清は放浪時には絵を描くことは殆どなく、頭の中に記憶して、戻ってから描いたそうです。彼の記憶力は天才的だったとか・・・
山下清の全貌を代表的な貼絵をはじめ、油彩や水彩画、ペン画、陶磁器や資料により改めてその天才ぶりに見とれました。

山下清のスゴ技!が紹介されていましたのその一端を!

①こより
山下清の独自の技法として注目されるのは、紙を細くなるように捻った"こより"。
紙をちぎって貼り付けた表現とともに、こよりの手法を駆使することで、代表作《長岡の花火》に
みられるような臨場感ある花火の表現が可能になっています。

②細部にわたる細やかな表現
山下清が貼絵に使用する色紙のチップは、指でちぎったとは思えないほど細かい上に、
整然とリズムよく貼り付けることで、一見すると貼絵とは思えないほどにリアルな
仕上げとなっています。

③色紙だけじゃありません
山下清の貼絵は主に色紙を使用していますが、戦前・戦中の物資が乏しい時には、
古い切手を使って制作した作品もあります。切手の模様が作品の質感を効果的に表現し、
作品に深みが増しています。

い~やああ凄いです。

当然、写真撮影禁止なので、美術館の外観だけですが・・・この美術館も素晴らしいです。
























美術館で「山下清」展を見終わってからは、路線バスでJR守山駅にそこからひと駅乗り、もう8年ぐらい前(多分、娘が小学6年生)になりますが、二人でミュージカル見た後で寄ったお店にまた二人で行ってみました。来週が娘の誕生日ということもあるのでその祝いも兼ねてです。
お店のご主人と奥様がチャンと顔を覚えていたくださり、大変うれしかったですね。娘によると、その8年前にきた時と同じ場所に座ったそうです。
奥様がやっておられるブログは毎日のように眺めているので(多分、あちらも私のブログをたまには開いてくているにかな?)そんなことで、先方の下の子がこの4月に小学校に入学したとか、我が娘が大学に通いだしたなどの話が・・
 ここはハンバーグが美味しいと評判のお店で、娘の8年前の美味しい記憶があり、また食べてみたいという要望もあったことから途中下車での昼食となりました。大変、美味しくいただきました。(^_^)ニコニコ



「今日は何の日」

7日(木) 先負 [旧暦三月十九日]

【博士の日】
1887年(明治20年)に制定された学位令の規定により、大学院修了者だけでなく、学術上の功績があった者を帝国議会評議会が選定し、文部大臣が授与することとなった。そして、1888年(明治21年)のこの日、初の博士号が25人に授与されたことから「博士の日」が制定された。

【VEデー(Victory in Europe Day)】
1945年(昭和20年)のこの日、ドイツが連合国に対して無条件降伏した。

【コナモンの日】
たこ焼き、お好み焼き、うどん、そば、パン、パスタなどの粉をベースに作られた食べ物「粉もん」の認知と普及を目指して、「5(コ)7(ナ)」の語呂合わせにより日本コナモン協会により制定。