遺伝子解析により属が変更に?

2020年07月15日

Posted by すー at 04:12 │Comments( 3 ) 花(初夏)
昨日(7/14)も不安定なお天気の一日となりました。断続的に警戒情報が入ってきます。本当にもうい加減にして欲しいです。またまた、昨日も日本のあちらこちらで氾濫情報も・・・

さて、タイトルの「遺伝子解析により属が変更に?」ですが、近頃、植物の「科」や「属」の変更が多いように見受けられます。ということで、インターネットなどで花や植物を調べていると掲載されている「科」が同じ花でもバラバラということを見かけます。最近は、遺伝子レベルで解析しているので今まで、同じ科であったものが異なる科に分類されたり、違う科であったものが同じ科になったりということでバラバラということを時々見かけるようになりました。
どれが正しいのか、私のような素人には分かりません。そんな変更になった花を少し前ですが見かけましたので取り上げてみました。
それが「バイカアマチャ(梅花甘茶)」です。私もこの撮植日記を始めたころには、ユキノシタ科に所属していたと思っていましたが、最近見かけた銘板には「アジサイ科」と表示されていました。
その銘板の説明によりますと
***********************************
シーボルトと、植物学者ツィッカリーは共同でバイカアマチャ属を立て「Platycrater arguta」の学名をあてました。長らく一属一種と考えられてきましたが、近年の遺伝子解析によりアジサイ属に統合されました。
***********************************
とありました。

この「バイカアマチャ」を見る限り、一見これがアジサイとは思えません。
よく見るアジサイとは異なり、装飾花(中性花)と両性花は別々で、同じ花梗につくことから!
装飾花はガクが合着し皿状で地味に見え、アジサイの仲間としては珍しく、両性花の方が普通に目立ちます。
バイカアマチャ-21(20200622).jpg
バイカアマチャ-24(20200622).jpg
バイカアマチャ-26(20200622).jpg
バイカアマチャ-27(20200622).jpg
バイカアマチャ-30(20200622).jpg
バイカアマチャ-32(20200622).jpg



雨によるステイホーム状態なので、こんな話題を取り上げてみました。せっかく整理したので!


**************************************************
すーさんの「撮植(さつしょく)日記」
↑気ままに撮影した植物を掲載しています。よかったら見てやってください。
 ご意見をいただければ最高です。
**********************************************


★「今日は何の日」★

15日(水) 大安 [旧暦五月二十五日]

【盂蘭盆会(うらぼんえ)、ぼん】
昔から正月につぐ行事として行われてきたもので、祖先の霊を慰めるために行う。

【中元】
中元の習慣は中国から伝わったもので、日本では盂蘭盆の行事と重なり、祖先の霊を供養し、両親等に食べ物を贈る風習が現在のような形になったという。上司、恩人などに贈り物をし、日頃の感謝の気持ちをあらわす日。

【ファミコンの日】
1983年(昭和58年)のこの日、任天堂が家庭用ビデオゲーム機「ファミリーコンピュータ」を「ドンキーコング」などのタイトルとともに発売した。ファミコンは新型機の発売後も製造が続けられていたが、発売20年目となる2003年に生産が打ち切られた。

【大阪港開港記念日】
1868年(明治元年)に安治川河口に川口波止場がつくられ、大阪港が開かれた。

【出羽三山例大祭】
山形県東田川郡羽黒町に所在する出羽三山で行われる例大祭。五穀豊穣が祈られる。ちなみに出羽三山は崇峻天皇の皇子、峰子皇子により開かれた修験場として知られている。月山、羽黒山、湯殿山の3つの総称。
※今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、神輿渡御と神賑行事を中止。

【博多祇園山笠】
7月1日から始まった祭りも最終日。午前4時59分に櫛田神社を出発した山笠の走る姿が街中で見られる。鎌倉時代に聖一国師が厄除けを目的に聖水をまいて回ったことに由来するという。
※今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、1年延期。



同じカテゴリー(花(初夏))の記事画像
ピンク色の花「エゾミソハギ」「シモツケ」「セイヨウノコギリソウ」
こんな色合いに癒されます!
香りがよい清楚な花が魅力な「フウラン(風蘭)」
小さな花を無数に咲かせる「ルリタマアザミ」
この優しい色合いがいいですね!
ユリの季節ですね!
同じカテゴリー(花(初夏))の記事
 初夏に咲くユリ (2024-07-15 03:58)
 あまり見ない花、ゴボウ、マンリョウ (2024-07-14 03:21)
 スズカケソウとヒロハコンロンカ (2024-07-12 03:54)
 ”厄除けの花”として祇園祭りに欠かせない植物 (2024-07-10 03:56)
 涼し気にフウランの登場 (2024-07-09 03:46)
 ハナツクバネウツギ、フサフジウツギ (2024-07-07 03:31)


この記事へのコメント
おはようございます。
「へー」「はー」「ふーん」の連続で、充分理解できたとは言い切れませんが、なんとなく。
でもまあ葉っぱの形状やギザギザは紫陽花の親戚に見えますね。
Posted by くじびき はずれ at 2020年07月15日 05:37
おはようございます。
これが紫陽花の仲間なんですか?
DNAの研究で違うことがわかるのが面白いですね。
Posted by 京男 at 2020年07月15日 06:19
★くじびきさん、おはようございます
ハイ、私も受け売りの情報なので殆ど理解していません(-_-メ)

★京男さん、おはようございます
花を見る限りはアジサイの仲間に見えませんよね。他の科に分類されても仕方がないですよね。
DNAとは不思議ですね。
Posted by すーすー at 2020年07月15日 06:35
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。