蓮の花の群生地の名残! 生き残りへの執念!?

2013年07月30日

Posted by すー at 04:31 Comments( 4 ) 花(夏)
昨日7/29(月)は、久しぶりに朝からお世話になっている会社の新事務所まで・・・なので雨のスタートです。月曜の朝から雨を降らしてしまってすみません(雨男ぶり発揮です!)。何てのん気なことが言える雨は幸せですね。
山口、島根両県を見舞った記録的な豪雨はどんでも無いことになっています。
山口県萩市で記録された1時間降水量138・5ミリは、日本海側の全観測点で統計史上2番目の値だということです。これだけの雨が一度に降ったらそれはたまりませんよね。これ以上、被害が大きくならないことを祈るばかりです。昨日は北陸地方もです。

水害と言えば、私の住んでいる地域は近年までは水害の頻発していた地域です。
住まいの近くを宇治川が流れ、大雨になり氾濫しかけた時に巨椋池(おぐらいけ)が調整池の役目を果たしていた地域です。だから、以前は水没は当たり前のところでした。その巨椋池は、1933年(昭和8年)から1941年(昭和16年)にかけて行われた干拓事業によって農地に姿を変え、宇治川の排水路も整備されて今はその危険が減少しています。干拓前の広さは周囲約16キロメートル、水域面積約8平方キロメートルという広大な広さです。これなら、大雨の調整としての機能が分かりますね。
そんな巨椋池干拓地は、今は広大な田んぼになっていますが、干拓前は蓮の群生地だったところです。そんな戦前に干拓がなされたのにいまだに、田んぼの稲の間から蓮が芽を出し、葉がしげり、花が顔をだします。その生命力の強さにびっくりですよね。
今なら耕運機、田植え機なのどの機械で土が耕されるのに、それでも生き残り芽を出し、花を咲かせる。その姿に蓮の花の美しさと共にその生命力から元気をもらえます。そこのおやじ、おれたちを見ろ、そんなことでへこたれたらアンと言われているようです。
この蓮たちは種(シュ)を残すために必死に耐えているのですね。
どうですか、素晴らしいではありませんか?  田んぼの稲の間から芽を出すこの緑、このピンクの爽やかな花は・・・・・
そう感じませんか?!














「今日は何の日」

30日(火) 仏滅 [旧暦六月二十三日]

【「大正」改元の日】
1912年(明治45年)のこの日、明治天皇が崩御され、「大正」と改元された。「大正」の由来は中国の『易経』の「大いに享を正すをもって天の道なり」からとったもの。

【プロレス記念日】
1953年(昭和28年)のこの日、力道山が日本プロレスリング協会の結成披露を行ったことに由来する。力道山は、東京に力道山道場を開き、プロレスラーの養成を行った。翌年、木村政彦とタッグチームを組み、アメリカのシャープ兄弟と闘って、プロレス人気を高めた。

【東北自動車道全通記念日】
1986年(昭和61年)に浦和-青森間674kmの東北自動車道が全線開通した。

【潤一郎忌】
自己の資質を生かして感性美を追求し、『細雪』『春琴抄』『鍵』などを発表した「耽美派」の代表的作家、谷崎潤一郎の命日。享年79。
兵庫県芦屋には谷崎潤一郎記念館が設けられている。

【露伴忌】
本名茂行、別名蝸牛庵。『五重の塔』『平将門』『幻談』などで知られ、深い教養と該博な知識に基づいた鋭い観察眼と洗練された文章によって多くの貴重な作品を残した作家、幸田露伴の命日。享年80。